SAS最新レポート:規律のないマーテックは顧客の信頼を損なう
Digital PR Platform / 2024年10月28日 11時6分
生成AIへの関心の高まり
こうした課題がありながらも、マーテックは顧客の信頼やロイヤリティを醸成するために役立つ強力な機能を提供しています。レポートによると、特にマーケティング担当者は生成AI( https://www.sas.com/ja_jp/insights/analytics/generative-ai.html
)に関心を持っており、適切なオーディエンスのセグメントを特定してマーケティングプランを作成したり、個別化したコンテンツを生成したりするために役立つと考えています。
事実、調査回答者の74%が、生成AIを統合することで自組織のマーテックが強化できると考えています。また、回答者の37%が来年度、生成AIへの支出を増額する意向であると答えており、これは他のどのマーテック・ソリューションよりも多くなっています。
こうした盛り上がりにもかかわらず、マーケティング業務への生成AIの導入は緩やかです。マーケティング目的で生成AIを完全導入済みと答えた回答者は全体の13%に過ぎず、45%が目下、試験導入中もしくはマーケティング目的の生成AIを検討中と回答しています。
現在、マーケティングのために生成AIを活用していると回答した組織のうち、36%がチャットボットやバーチャルアシスタントを通じた顧客サポートに利用しており、30%がよりユーザーフレンドリーで直観的なオンライン・エクスペリエンスの創出、29%が顧客データを保護するための高度なセキュリティ対策の導入に生成AIを利用しています。
今回の結果について、SASのカスタマー・インテリジェンス担当グローバルプリンシパル、リサ・ロフティス(Lisa Loftis)は、次のように述べています。「生成AIのようなマーテックを慎重に適用することで責任あるマーケティングが推進され、ブランドに真のメリットをもたらします。より的確にターゲットを絞り、個別化したアプローチを通じて、より容易にマーケティング・キャンペーンの管理を行えるようになり、より良い成果を生み出すことができます。また、単純な反復作業を自動化することで、マーケティング担当者がより複雑でミッションクリティカルなタスクに集中し、彼らの創造性、経験、スキルを活かせるようになります」
生成AIやマーテック・ソリューションは、さまざまな課題がありながらも、より多くの組織で顧客データの責任ある取り扱いが行えるようにすると同時に、適切な情報やタイムリーなオファー、迅速なサポートの提供に役立っています。ブランドを信頼し、ブランドとのやり取りに価値を見出すことで、顧客はより快く個人データを共有してくれるようになり、より高度にパーソナライズされ、極めて効果的なマーケティングアプローチが可能になります。
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