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日本製鉄 建設ソリューションブランド「ProStruct」海外版の立ち上げについて ~「鋼材×利用技術」パッケージシリーズの海外建設市場への展開~

Digital PR Platform / 2024年10月31日 12時13分

日本製鉄 建設ソリューションブランド「ProStruct」海外版の立ち上げについて ~「鋼材×利用技術」パッケージシリーズの海外建設市場への展開~

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、このたび、建物やインフラ構造物の建設市場に対して高度なソリューションを提供するブランド「ProStruct(TM)(プロストラクト)」の「海外版」を立ち上げ、本年10月より運用を開始しましたのでお知らせします。

「ProStruct」は、ニーズが多様化・複雑化する建設市場に対して、日本製鉄のもつ高性能な鋼材製品と高度な鋼構造技術を組み合わせた「鋼材×利用技術」パッケージを材料から設計・施工までの総合技術サポートとともに提供することを目指し、2022 年に日本で先行立上げした建設ソリューションブランドです。①「強く・安全(Strong and Safe)」、②「早く・経済的(Rapid and Reasonable)」、③「使いやすく・確実(Useful and Reliable)」、④「環境にやさしく・持続的(Eco-friendly and Sustainable)」の4つの強みを発揮し、構造物の強靭化・高機能化・最適化、工期短縮やコスト削減、現場生産性向上によるCO2 排出量削減などの実現に貢献します。

日本製鉄は、大断面の形鋼や強度・靱性に優れた高性能な鋼材製品に加え、その性能を最大限引き出すための工法や設計・施工技術等の利用技術を開発し、海外の建設市場においても、これまで様々な課題の解決に貢献してきました。
近年、海外の建設市場においても、日本と同様、激甚化する自然災害への備えや、労働力不足に対する生産性向上といった課題解決のニーズは年々高まっており、さらに、持続可能な社会の実現に向けたカーボンニュートラルの推進、建設プロセスのデジタル化等の新たな流れも加わるなど、建設市場を取り巻く環境は大きく変化しています。
今後、海外においてもニーズが多様化・複雑化する中、日本製鉄の鋼材製品と利用技術をパッケージ化した「ProStruct」の海外版を通して、その適用方法や効果を分かりやすく広くお伝えし、海外の建設市場のニーズに対しても貢献にして参りたいと考えています。

今回、「ProStruct」海外版パッケージシリーズの第一弾として、建築分野向けには、溶接や高力ボルト接合を多用せず海外での鉄骨加工・施工技術を前提に梁部材の経済設計を実現する「NSHYPER BEAMTM×Semi-rigid Composite Joint」、土木分野向けには、海外の鋼矢板マーケットで太宗を占める仮設用途において鋼重削減・急速施工により生産性向上が期待できる「Widest Hot rolled Sheet pile×Reusability」および狭隘地や隣接構造物等による限られた施工空間での鋼矢板施工を実現し建設空間を有効活用できる「Hat-type sheet pile×Close-proximity installation」、の合計3パッケージを展開しました。また、海外のユーザーにハット形鋼矢板を広く知っていただくため、ハット形鋼矢板の形状CAD ダウンロード機能を付与しました。日本製鉄では、海外の建設分野においても市場環境の変化に対応すべく新しい鋼材製品や利用技術を開発し続けており、これらを順次「ProStruct」に追加していく予定です。

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