駒澤大学が「生理を理解しようとするセミナー」を開催します ― 生理痛VR体験デバイスで他者の痛みに思いをめぐらせる機会を提供
Digital PR Platform / 2024年11月1日 14時5分
駒澤大学(東京都世田谷区/学長:各務洋子)は11月11日(月)、「生理を理解しようとするセミナー」を開催する。同大の学校医を務める松本純子医師が、生理にまつわる症状・病気・機会損失等について医療従事者の視点から詳細に説明する。また、大阪ヒートクール株式会社(大阪府箕面市)の協力を得て、同社の生理痛VR体験デバイス「ピリオノイド」を利用した体験会を実施する。なお、この取り組みは、SDGs Goalの「3(すべての人に健康と福祉を)」および「5(ジェンダー平等を実現しよう)」に対応している。
駒澤大学では2021年から「生理用品支援プロジェクト」を継続してきた。企業等の協力を得て生理用ナプキンの無料配布を複数回にわたって行うほか、学内のトイレに生理用ナプキンの無料ディスペンサー「OiTr」(オイテル)を設置している。
それらの支援を通じて、経済的困窮のみならず「周囲からの無理解」といった課題が大きいことを認識。学生からも「男性にももっと生理について知ってほしい」という具体的な声があったことから、2023年からは生理について学べるセミナーを引き続き開催している。今年は、7月に実施したPMS(月経前症候群)に特化したセミナーに続いての開催となる。
今回のセミナーでは、学校医の松本純子医師が、多くのデータや調査結果を用いながら月経周期・ホルモン変化・病気・対処方法・機会損失・社会状況などについて詳細に解説する。
その後、大阪ヒートクール株式会社の「ピリオノイド」を使用し、学生・教職員約50名が生理痛を擬似体験する。
■生理を理解しようとするセミナー 実施概要
【日 時】 2024年11月11日(月)13:00~14:30
【講 師】 松本純子 氏(駒澤大学・学校医)、金田理沙 氏(大阪ヒートクール株式会社)
【内 容】
生理に関する症状や社会状況を学び、生理痛VR体験デバイスでその痛みを擬似体験します。
生理がある人、ない人、軽い人、重い人。みんなで考えてみませんか?
【主 催】駒澤大学学生支援センター
【共 催】駒澤大学ダイバーシティ推進ワーキンググループ
■昨年度参加者からの感想
「大学でこうした取り組みがあることは励みになる」
「婦人科に行ったことはないが、いつか行こうと感じた」
「低用量ピルについて今後調べていきたい」
「少しでも生きやすい世の中づくりに微力ながらも貢献したいと思った」
「タイトルや男性も参加できる点、生理をタブーとしない先進的な企画だと感じた」
「今回を契機として、女性(あるいは男性)の体やジェンダーギャップについて考える機会を増やしてほしい」
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