神奈川大学発ベンチャー「株式会社琉球アクアファーム」が誕生!大学での研究を活かし、食糧生産(エビ養殖業界)にイノベーションを起こし、地方創生に挑戦します。
Digital PR Platform / 2024年11月13日 14時5分
<本件のポイント>
●神奈川大学発ベンチャー認定第4号として、「株式会社琉球アクアファーム」が誕生。当該制度を活用して今後活動を加速させていきます。
●同社のコア技術(技術的優位性)で、養殖事業の生産性・食料自給率の向上に貢献します。
●同社が拠点を置く沖縄県はクルマエビの養殖事業が盛んですが、地元での消費がほとんどないため、地産地消の流れを創出し、地方創生への貢献もミッションとしています。
学校法人神奈川大学(本部:神奈川県横浜市/理事長:石渡 卓)では、大学の研究・技術を社会実装し、より良い社会の実現に寄与するため、神奈川大学発ベンチャー認定制度を発足し、2023年9月1日に初めてとなる企業が誕生しましたが、この度、同制度を利用した第4号ベンチャーに「株式会社琉球アクアファーム」が認定されました。
「株式会社琉球アクアファーム」は、分子内分泌学、動物生理学が専門の理学部 大平剛教授が取締役CTOを務め、沖縄で盛んなクルマエビの養殖(※)をはじめとした養殖事業に活用できる技術開発を行い、スマート養殖の実現を推進します。
(※)養殖クルマエビの国内収穫量は令和3年度時点で約1,250tとなっており、うち沖縄県の収穫量は1/3超となる418t
【神奈川大学発認定ベンチャー企業 概要】
企業名:
株式会社琉球アクアファーム
ホームページ:
https://ryukyu-aquafarm.com
関与教員:
大平 剛 取締役CTO(理学部教授)
目的:
大学の研究にて培われたコア技術を活用した養殖事業に対するソリューションを普及させることで、高品質で安心・安全な食品を効率的に生産し、消費者・生産者等多くのステークホルダーの幸福実現に寄与する。
事業概要:
以下コア技術を活用したエビ等養殖事業に関する生産技術開発
①クルマエビの種苗の全雌種苗生産技術(成長スピードの加速)
②眼柄切断をしない親エビの成熟技術(アニマルウェルフェアに貢献)
③地元廃棄物(サトウキビ生産から出るバガス)を活用した循環養殖技術(サーキュラーエコノミー)
参考URL:
https://youtu.be/hITEGyH71xA?si=YtA8UzCeniLG57PX
【参考資料】
技術的な優位性
①クルマエビの種苗の全雌種苗生産技術(成長スピードの加速)
クルマエビは雌の方が雄よりも1.2~1.3倍位成長が早いので、大きなエビを短期間で作れれば、生産量が上がり、逆に生産コスト、エネルギーコストが下がります。
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