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相模原市・相模女子大学 相模大野駅前通(コリドー街)でにぎわい創出の官学連携事業を実施-11/21(木)〜24(日) 生活デザイン学科学生がベンチ等を企画・制作 コリドー街を居心地のよい空間に

Digital PR Platform / 2024年11月13日 14時5分

相模原市・相模女子大学 相模大野駅前通(コリドー街)でにぎわい創出の官学連携事業を実施-11/21(木)〜24(日) 生活デザイン学科学生がベンチ等を企画・制作 コリドー街を居心地のよい空間に



相模女子大学・相模女子大学短期大学部(所在地:神奈川県相模原市南区、学長:田畑雅英、以下「相模女子大学」)は、2024年11月21日(木)から11月24日(日)に、相模原市南区役所と連携し、相模大野駅前通(以下「コリドー街」)でにぎわい創出のための官学連携事業を実施しますので、お知らせいたします。この取り組みでは、本学生活デザイン学科の3年生及び4年生が企画・制作したベンチなどを設置し、コリドー街に「居心地のよい空間」を創出します。期間中は近隣住民や利用者にアンケートを行い、効果検証を行う予定です。




相模大野駅は1日約13万人が利用するターミナル駅であり、商業施設や中央公園を有する、南区の中心的エリアです。相模原市は、この相模大野駅周辺をより魅力あるエリアにするため、市民と連携したワークショップを開催するなど、相模大野のにぎわいづくりに取り組んでいます。
市によると相模大野駅に通じるコリドー街の歩行者数は、旧伊勢丹相模原店の撤退やコロナ禍の影響で、2013年の約3万人をピークに2020年は約1万人と、7年間で1/3まで減少しています。そこで、相模原市南区役所と相模女子大学が連携し、本学生活デザイン学科の学生が企画・制作したベンチなどを設置し、コリドー街を「居心地のよい空間」として演出する官学連携事業を行うことになりました。この取り組みは、生活デザイン学科の授業「建築デザインⅢ」及び「プロダクトデザインⅡ」(担当:生活デザイン学科教授・桑原茂、准教授・栁邉匡史)の共通課題として行われ、3年生及び4年生18人が参加しています。
学生たちはこの課題に取り組むため、コリドー街でフィールドワークを行い、にぎわい創出に関わる課題を整理しました。コリドー街は10時から22時まで歩行者専用(自転車含む)となりますが、「通行人はアーケード下の歩行者用通路を歩いており、コリドー街が歩行可能であることが知られていない」ことや、「『そこに居ていい』と思える場所がコリドー街には少なく、通行人の滞在時間が短い」といった課題が浮かび上がってきました。
このフィールドワークで整理した課題をもとに、学生たちはコリドー街が「そこに居ていい」と感じられる空間となるような設えを、自らデザイン・制作しました。具体的には、「コリドー街が『歩行者天国』であることが一目でわかるオブジェ」「日当たりのよい場所に移動できるベンチ」「廃棄された椅子を再利用したベンチ」「ピクニックが楽しめるスペース」「住民の意見を集約できるテーブル」「商店街の店舗に関する本棚」「津久井産の間伐材を活用した椅子」「チョーク等で描いた横断歩道や道路標識」です。これらのベンチや設置物は、毎日撤去し、翌日再配置します。期間中は、近隣住民やコリドー街利用者を対象にアンケートを実施し、この連携事業の効果を検証します。ぜひ、この取り組みについて取材いただき、行政と女子大学が連携した相模大野の街づくりの事例として、広く知っていただける機会をいただければ幸いです。

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