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追手門学院大学舞台表現プロジェクト「STEP」が12月6~8日に第14回公演「喫茶Sunny」を上演 ― 「認知症」をテーマに"支えられる人"を考える演劇公演

Digital PR Platform / 2024年11月13日 14時5分

追手門学院大学舞台表現プロジェクト「STEP」が12月6~8日に第14回公演「喫茶Sunny」を上演 ― 「認知症」をテーマに"支えられる人"を考える演劇公演



追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の舞台表現プロジェクト(通称:STEP)は12月6日(金)~8日(日)、第14回公演「喫茶Sunny」(脚本:社会学部3年 林愛夏、演出:心理学部4年 中澤ひかる)を開催する。同作は、認知症の祖父を持つ学生が実生活での体験をもとに制作した作品。認知症の“支える人”と“支えられる人”を描く。なお12月21日(土)には、大阪市立総合医療センターの小児およびAYA世代(19~30代前半)の患者に向けた特別公演(※一般入場不可)も予定している。入場無料、事前予約制。




 「喫茶Sunny」は、認知症を患っている主人公「朝陽」が営む音楽喫茶を舞台に、一緒に働く妻や常連客などとの会話を通して認知症という病気と向き合い、そしてともに歩んでいく姿を描いたストーリー。「認知症」をテーマに、"支える人"と"支えられる人"について考える。

 作品では、病を抱える主人公の心の動きや考えを具体的に取り上げ、"支える人"(主人公の妻)と、"支えられている人"(主人公)を描く。近年は「介護疲れ」など"支える人"を取り上げた作品が多い中、「喫茶Sunny」では"支えられる人"に焦点をあて、40歳から56歳までの16年間で変化する主人公の心情を表現している。

 脚本を執筆した社会学部3年の林愛夏さんは「認知症の祖父と一緒に花火を見に行ったときに、人の名前や日常の行動などを忘れていってしまっているのにもかかわらず、花火を見ながら昔流行った曲を歌っている光景を見て、音楽をキーワードに祖父との思い出を振り返りながら脚本を書き上げました」と話す。
 執筆にあたっては、大阪市が主催する認知症サポーター養成講座などに参加。その中で、病気や障害を抱える人は、特別になったり、その人が変わったのではなく、ただその病気を患った"人"なのだと知ったという。「ただ認知症を患った私たちと同じ"人"として、考え、生きている。分からないからこそ"支えられる人"の考えや思いについて改めて考えて欲しい」とコメントしている。

 なお、同公演は12月6日(金)から8日(日)に追手門学院大学茨木安威キャンパスで開催するほか、21日(土)には大阪市立総合医療センターで小児・AYA世代の患者に向けた特別公演も行う。概要は下記の通り。

◆「喫茶Sunny」公演概要
【日 時】
・12月6日(金) 開演18:15
・12月7日(土)/8日(日) 開演14:00
【会 場】 追手門学院大学 茨木安威キャンパス学生会館2階展示室(茨木市西安威2丁目1番15号)  
【料 金】 無料
【申込方法】
 下記予約フォーム(こりっちチケット!)から予約
 https://stage.corich.jp/stage/345968
【出 演】 追手門学院大学 舞台表現プロジェクト1~4年生の学生36名
【脚 本】 追手門学院大学 社会学部3年 林愛夏
【演 出】 追手門学院大学 心理学部4年 中澤ひかる

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