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東京大学はアートセンター施設を仮オープンします ~さまざまな「美」にアプローチする新たなエコシステムのために~

Digital PR Platform / 2024年11月21日 20時5分

●ツリーハウスの野外展示によるキャンパスの修景
これに並行して、キャンパスの修景を行います。ACUTは2024年11月~2025年2月にかけて、東京大学本郷地区・工学部1号館前広場にて、木村勝一氏作のツリーハウス(注4)を屋外展示し、キャンパスの風景を調えます。
本ツリーハウスは、土台の木の幹にあたる部分から鉄骨により自作したもので、「再生の樹」と題された現代オブジェとなっています。特に五角形の室部の外部表面の縞鋼板は、東日本大震災における廃材を用いたもので、これまで気仙沼の東日本大震災仮設住宅や八戸市美術館等での展示を行っているものです。今回、八戸市在住の木村氏によるこの東北の原風景を基盤としたどこか懐かしくまた現代的でもあるオブジェの設置により、無機質的になりがちなキャンパスの風景をアーティスティックに整え、大きなインパクトを与えています。

(注1)東京大学芸術創造連携研究機構
「アートで知性を拡張し、社会の未来をひらく」を旗印に芸術科学連携活動を推進する東京大学の学内組織。2019年に発足。岡田猛機構長。
(注2) ソノ アイダ
貸し物件や空き物件、建て直しまで占有権のないその間を、空間メディアとして活用するアートプロジェクト。「都市の隙間に空間メディアを出現させる」ため、東京各地に複数のプロジェクトを進行中。藤元明代表。
(注3) アーティスト・イン・レジデンス
アーティストの滞在制作場所を設け、サイトスペシフィックな芸術活動を意図した現代アートの手法。特に「ソノ アイダ」は都心の空きビル物件を滞在制作場所として利用することにその特長がある。
(注4) ツリーハウス
八戸市のツリーハウスビルダー、木村勝一氏の作品。「再生の樹」と題されたもので、東日本大震災のがれきの一部により制作され、再生と希望の思いがつまったものです。

【開催概要】
●ソノアイダ # 東京大学 (アーティスト・イン・レジデンス、トークイベント等)
日時:2024年12月4日(水)~2025年3月31日(月) 10時~17時
場所:東京大学本郷地区キャンパス 通信機械室
観覧について:随時観覧可・入場無料

●木のないところにツリーハウス(パブリックアート展示)
日時:2024年12月4日(水)~2025年1月31日(金) 終日
場所:東京大学本郷地区キャンパス 工学部1号館 前庭
観覧について:随時観覧可・入場無料

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