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MIPSが業界初となる高性能のAI対応RISC-V車載用CPUのP8700を発表し、ADASおよび自動運転車向けに提供

Digital PR Platform / 2024年11月22日 17時27分

マルチコア、マルチクラスタ、マルチスレッドに対応しRISC-V ISA上に構築されたCPU IPのMIPS P8700コアは、現在、複数の主要OEMメーカーと協力してシリーズ生産の実現に取り組んでいます。Mobileye(Nasdaq:MBLY)などの重要な顧客は、将来を見据えて自動運転車や高度自律走行システム向けの製品開発を進めていくことに賛同しています。

Mobileyeのエンジニアリング・エグゼクティブVPのElchanan Rushinek氏は次のように述べています。「MIPSは、当社のADASおよび自動運転車用EyeQ™システム・オン・チップ(SoC)の成功において、コラボレーターとして重要な役割を担ってきました。MIPS P8700 RISC-Vコアの発表により、パフォーマンス向上とコスト面および使用電力面での高効率化が実現し、世界の自動車メーカーに向けた当社の開発は引き続き進展することでしょう。」

P8700シリーズは高性能のアウトオブオーダー・プロセッサで、RISC-V RV64GCアーキテクチャを採用し、性能、エネルギー消費、大きさなどのファクタに対応するように設計された新機能をCPUレベルおよびシステムレベルで搭載しているほか、世界各地のOEM市場でこれまでに30モデルを超える自動車にデプロイされてきたMIPSのレガシー・マイクロアーキテクチャの上に構築されたその他の実績ある機能も備えています。業界屈指の高密度コンピューティング性能を備えたこのMIPSの最新プロセッサを支えるアーキテクチャには、以下の主要な3つをはじめとする機能があります。



MIPSのアウトオブオーダー・マルチスレッド- 複数のスレッドからの指示(HART)をクロック周期ごとに実行可能で、使用率とCPU効率を向上させます。
一貫性のあるマルチコア、マルチクラスタ- P8700シリーズは、各クラスタが直接接続されたアクセラレータを支援するクラスタ形式において、最大6コアまで一貫性のあるスケールアップが可能です。
機能安全- アドレスやデータバスにおけるエンドツーエンドのパリティー保護、レジスタでのソフトウェア可視化におけるパリティー保護、システム異常を報告するフォールトバスなど、複数の異常検知機能を備え、ASIL-B(D)の機能安全規格(ISO 26262)に準拠するように設計されています。

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