足立区江北木密移転先プロジェクト『江北小路』 「ウッドデザイン賞 2024」を受賞
Digital PR Platform / 2024年11月28日 14時0分
三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都新宿区新宿、代表取締役社長:細谷 惣一郎)は、「足立区江北木密移転先プロジェクト『江北小路』」において、「ウッドデザイン賞2024」を受賞しましたのでお知らせいたします。
「令和6年度木材利用推進コンクール優良施設部門 優秀賞」に続くダブル受賞となります。
◆ウッドデザイン賞
ウッドデザイン賞(主催:一般社団法人日本ウッドデザイン協会)は、林野庁の補助事業として2015年より実施されており、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的に、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度です。日本ウッドデザイン協会は木を使うことによって社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義しています。
◆受賞作品
「江北小路(こうほくこうじ)」は、東京都による都市防災の取組みの一環である「都有地活用による魅力的な移転先整備事業」(木密地域から、コミュニティを維持しつつ移転を促すため、移転者向けの魅力ある共同住宅を整備する事業)の第一段で採択されたプロジェクトです。木密地域とは、東京の山手線外周部を中心に分布する木造住宅密集地域を指しており、狭隘な道路等が多いため、災害時の大きな被害が想定され、都市防災の観点から課題のある地域とされています。足立区にある都有地において、1階にコミュニティ形成に寄与する店舗(テナントスペース)2・3階には多世代向け住戸16戸を配した、準耐火構造木造3階建ての施設を整備しました。特徴としては、1階は自由度が高く汎用性のある空間に最適な木造新構法Flat Mass Timber 構法(三菱地所ホームが2019年に開発した集成材厚板パネルと鉄骨によるハイブリッド構法、特許取得)を採用し、2、3階では在来軸組構法にCLTパネルのスラブを組み合わせることで従来の木造工法では難しかった大空間を実現しました。共用部や外部と連続した中庭の「小路(こうじ)」は、地域住民との交流を促す空間となっています。外壁には、東京都多摩産材のスギ材を現し(あらわし)で用いることにより、温かさと親しみある曲面が、地域の魅力あるシンボルとなる外観を創出しています。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2216/99765/650_378_202411271356376746a685b1aa0.jpg
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