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実践女子大学、日野キャンパスに淡い光が浮かび上がる幻想的な空間。 10年目の「光の庭」、12月14日にいよいよ開催。 建築家の卵が成果披露へ!

Digital PR Platform / 2024年11月27日 14時5分

実践女子大学、日野キャンパスに淡い光が浮かび上がる幻想的な空間。 10年目の「光の庭」、12月14日にいよいよ開催。 建築家の卵が成果披露へ!



実践女子大学(東京都日野市、学長:難波雅紀)は12月14日(土)、日野キャンパスで、淡い光が幻想的に輝く「光の庭 ~2024暮れ~」を開催します。建築デザインを学ぶ学生が企画・運営する市民参加型のイベント。暖かい光に包まれると、建築家の卵が生み出した独創的な世界観に浸ることができ、冬の街を彩るイルミネーションとは一味違った雰囲気を味わうことができます。




■進化をテーマに壮大なスケールを形に。アイデア力やイベントのプロデュース力が試される場。
 細長い角材を組んでできた三角形の集合体。オブジェは60個ほどに。そこにつるされた約250個のLEDの淡い光が、夜のとばりが降りたキャンパスの建物や中庭に浮かび上がる――。日野キャンパスに広がる年に一度の特別な空間です。
 生活科学部生活環境学科の建築デザイン研究室が毎年冬に開催しており、今年は10年の節目を迎えます。学生を指導する内藤将俊教授にとっては前任者から引き継ぎ4年目となります。内藤ゼミの3・4年の学生ら25人を中心に制作し、アイデア力やイベントのプロデュース力など学生の実力が試される場にもなっています。
 角材は長さ90センチと180センチの2種類を使用。長さ90センチのものが360本、180センチが480本の計840本。今月初めから、学生がイメージを膨らませ、ストーリー性のある世界観を具体化しました。今回のテーマは「進化」。学生が考えた壮大な物語は「炎」をイメージした高さ約8メートルのメインタワーからスタートし、3館の階段の形状を利用して「波」のゾーンが形作られ、続いて「森」、「小動物」、「人類」などを象徴するオブジェが並び、最後に中庭で「宇宙」の空間を表現するそうです。

■実は接合は輪ゴムだけ。建築の理論を踏襲して、十分な強度を保ち安全性を確保
 角材同士をつないでいるのは、太い輪ゴムです。これは組み立てや解体を簡単にできるよう、効率性や機能面を重視したためで、当日は約6時間かけて全てのオブジェを組み立て、イベント終了後は約1時間で片付けるという手早さです。それぞれのオブジェは、強度と剛性に優れた三角形を組み合わせた「折板構造」と「立体トラス構造」を応用した考えで構成され、LEDを包む袋は製図で使うトレーシングペーパーを使い、独特の淡い光を放つようにしました

■プロジェクトリーダーの加賀美さん「宇宙を連想しました!」
 プロジェクトリーダーの加賀美優真さん(3年)は「暗闇の中で実施するイベントなのでどのように空間を作ろうかと考え、まず、宇宙を連想しました。爆発を連想して炎をイメージ、次に水ができると生命体が生まれる。植物、小動物、人類が生まれるストーリー、流れを表現したいと思いました。階段の形状から波を連想し、約8メートルのオブジェは大きな炎を表現しました。三角形の集合体という制約の中、自分たちがイメージした立体を作らなければならず、崩れないように安全性が高いものにしていくことが難しかった」と話しています。

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