【フロスト&サリバン】インドネシア自動車市場、エコカー政策導入で成長拡大へ

DreamNews / 2014年11月7日 11時30分

独自のリサーチに基づいて企業のビジネスを成長に導くグローバルな知見を提供するフロスト&サリバンは、インドネシアのエコカー政策が自動車市場に与える影響に関する分析をまとめ、11月7日に発表しました。

フロスト&サリバンは、インドネシアのエコカー政策「ローコスト・グリーンカー(LCGC)」が同国の自動車市場に与える影響についての分析をまとめ、LCGC政策はインドネシア自動車市場の形勢に今後変化をもたらすという見通しを示した。

フロスト&サリバンの新たな調査分析「インドネシアのローコスト・グリーンカー(LCGC)政策とその影響の戦略的分析」によると、2013年のLCGC政策導入後、インドネシアにおける自動車販売台数は増加し、国内自動車市場の成長へとつながっている。フロスト&サリバンの同分析によると、LCGC政策導入後の2013年9月から2014年5月までの9カ月間で、インドネシアにおける自動車販売台数*は、月平均で約17%増加した。*(乗用車のみ対象・商用車は除外)

「インドネシアで導入されたLCGC政策を一部の要素に含む低炭素排出(LCE: Low Carbon Emission)政策では、環境にやさしいエコカー技術を対象とする一方で、電気自動車(EV)は除外されている。タイやマレーシアにおける同様のエコカー政策と比較すると、インドネシアのLCE政策はエコカー技術を推進する一方で、主に国内の需要拡大と車社会化の実現を目的としている」と、フロスト&サリバンのアジア太平洋地域における自動車・交通運輸部門コンサルティングアナリストのシルカ・ヨサは分析する。

LCE政策における奢侈税優遇のインセンティブや、LCGC政策に対応する低価格のベンチマークは、輸出よりも国内市場の成長を促進している。現在、LCGC政策では5種類の車種を対象としており、今後さらに現在の市場参加者が新たなモデルを販売する可能性も見込まれる。

「安価で低燃費というエコカーの特性によって、エコカー市場はマーケット主導型である。政府による規制に関する優遇措置や、自動車産業による取り組みは、エコカー市場の大幅な成長へとつながっている」とヨサは述べる。

一方で、天然ガス自動車(NGV)やバイオ燃料などの代替燃料車市場は、規制や燃料インフラにおける政府からの支援の不足によって、同市場の成長は抑制されている。「政府からの強固な支援が伴えば、代替燃料車市場は高い成長の可能性を持っている」とヨサは述べる。

「先進型エンジンやハイブリッド車などの高度な技術を用いた自動車のセグメントは、主に供給側のOEMによって、市場の成長が促進されるだろう。しかしながら、同市場は高い技術が浸透するにつれて徐々に成長を見せるため、市場でのシェア獲得は大規模な投資と取り組みが必要とされる」とヨサは述べる。

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