トランコム株式会社がデータ分析基盤として「MotionBoard」を導入。物流におけるトラックの「空車情報」と荷主の「貨物情報」のマッチング確度を向上させ、マッチングビジネスの成約率を前年比20%向上

DreamNews / 2015年6月30日 11時0分

ウイングアーク1st株式会社は、ロジスティックスの総合物流企業であるトランコム株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員 清水 正久)が、トラックの「空車情報」と荷主の「貨物情報」のマッチング(成約)の精度向上や業務効率化のためのBIツールとして、情報活用ダッシュボード「MotionBoard」を採用したことを、本日お知らせします。

ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、ロジスティックスの総合物流企業であるトランコム株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員 清水 正久)が、トラックの「空車情報」と荷主の「貨物情報」のマッチング(成約)の精度向上や業務効率化のためのBIツールとして、情報活用ダッシュボード「MotionBoard」を採用したことを、本日お知らせします。

【トランコム株式会社について】
 トランコムは、物流のプランニングから運用管理、情報システムの開発運用管理までもワンストップで提供する物流企業の枠を超えたロジスティックスのコラボレーター企業です。日本国内を中心にアジア130拠点、1万社を超えるパートナー企業によるネットワークでお客様の物流の最適化を提供しています。

【導入の背景】
 トランコムのコアビジネスとなる物流情報サービスグループでは、「貨物を求めるトラック」と「トラックを求める荷主」の情報を収集して紹介し、相互のニーズが一致した場合にマッチングすることをビジネスとしています。

 トランコムでは、他社に先駆けて2002年に、独自の配車システム「COMPASS(コンパス)」を運用していましたが、市場の変化に伴う課題を抱えていました。
・2008年に発生したリーマンショックにより、景気は悪化。貨物は減少し、運送会社もコンプライアンス強化や労働環境改善の影響により、トラック台数が減少へ。
・ところが、2012年頃から景気は徐々に回復し、2013年には貨物量は一気に増加傾向に。その結果、従来の「貨物情報より空車情報の方が多い」という逆転現象が生じた。

 空車情報をより正確に把握し、トラックを1台でも多く確保することが必要となり、徹底的な現状分析が必要となりました。徹底した分析の結果、以下の事実が明らかとなりました。
・「空車情報」のピーク時間と「貨物情報」のピーク時間の需要と供給のタイミングのズレ
・社員の負荷が午前中に集中していた

 判明した事実から、自分たちの業務を仔細に分解し、何を改善すればよいか徹底的に調査した結果、経営的視点のKPIと業務現場のKPIを多層的に表現した「営業利益分解図」が作成されました。重なる視点と切り分ける視点を明確にした「営業利益分解図」を元に、誰にでもわかりやすく、簡単に扱えるシステムの構築を目指し、BIツールの導入と活用を検討。「MotionBoard」の採用を決定し3ヶ月という短期間でシステム構築が実現しました。

【導入の効果】
 全従業員がアクセスする「MotionBoard」で構築された新システムでは、「集計(全社員が共有する実績。昨年比などで自社の実態を把握可能)」「ユーティリティ(営業担当が把握するための機能)」「分析(センター長など管理者が確認する機能)」の3つに分類されています。
 実績集計の画面では、累計実績と目標に対する着地が簡単に把握でき、目標数値を“見える化”しています。
  自己スキルや実績の分析、計画を実施する際にもBIツールを利用し、個人実績集計も可能となっています。自身の強み・弱みの把握や同じ部署のメンバーとの比較もでき、スキルを向上させる際の目標を設定しやすくしています。これにより「縁の下の力持ち」的なスタッフも評価できることとなりました。スタッフを公平に評価でき、昇給・昇格の根拠とできるため社員のモチベーションは向上し、組織としてのパフォーマンスが高まりました。また、分析を強化したことにより、マッチングビジネスの成約率は前年比20%の向上となりました。
 また、定着化への取り組みとし、「荷主ごとの売上分析や貨物情報の曜日別・時間大別の分析の方法」といった目的別マニュアルを作成し、全国の拠点で説明会と利用普及を実施したことも、成功要因のひとつとなります。

 トランコムでは今後、「MotionBoard」の地図機能をベースにした「現場でのKPI」と「経営とのKPI」を可視化できる「戦略ボタン」を実装し、ビジュアルによる “わかりやすい見える化”を推進していく予定です。

<トランコム株式会社 物流情報サービスグループ 管理・システム担当 マネージャー 加藤 由貢様のコメント>
「昨日までの実績データを基に統計的に分析して未来予測して、営業に活用することが実現しました。例えばセンター長は、成約数を増やしたければ過去実績を基に分析し、次のアクションである『対策』を考えて実行します。管理者はお客様の特性情報や、求貨情報と空車情報の量に適した従業員の時間配分になっているかを容易に把握できます」

■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=174

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