佐藤健、無精ヒゲ姿で新境地!白石和彌監督「ひとよ」撮影現場に潜入

映画.com / 2019年8月19日 7時0分

 また、事件によって美容師になる夢を諦め、スナックで働きながら生計を立ててきた園子に扮する松岡は、撮影の合間にはキャストやスタッフと談笑している姿も散見されるなど、その明るいキャラクターで現場のムードメーカーに。だが、本番になると一変して園子になりきり、時折アドリブも織り交ぜるなど、「憧れの白石組で、憧れの先輩方とご一緒できた」という喜びをかみ締めているようにも見えた。

 「タクシー会社で撮影する最終日」ということで、この日撮影したのは物語のラストを彩る大事なシーンとなった。ここでは詳細を記すことは控えるが、15年ぶりに戻ってきた母・こはるの心情に寄り添った”ある芝居”を田中自らが提案し、それをドラマ「火花」で白石監督とタッグを組んだ鍋島淳裕キャメラマン、照明のかげつよしというコンビが、柔らかい光に包まれたような美しい映像ですくい取っていく。またその後のシーンも、「普段よりも準備に時間がかかってしまったけど、その結果、映画で言うところの夕方のマジックアワーにさしかかり、ラストカットらしい、いいシーンが撮れました」と語るなど、白石監督も満足げな様子を見せる。

 「日本で一番悪い奴ら」「牝猫たち」などで白石監督とタッグを組んできた高橋信一プロデューサーは、本作の撮影を通じて「企画を立ち上げてから準備には本当に時間がかかりましたが、その結果、本当に豪華なキャストをお迎えすることが出来た。これは白石さんの最高傑作になるんじゃないか」と期待をこめる。それに対して白石監督は「もちろん今取り組んでいる映画が自分の最高傑作になるべくやっていますが、それでも今回は毎シーン撮影するたびに、発見や感動があるので、いい映画になるんじゃないかな、という手応えは感じています」と力強く語った。

 「ひとよ」は11月8日から全国で公開。

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