「Fukushima 50」特報公開 緒形直人、火野正平、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工ら豪華キャスト参加

映画.com / 2019年9月9日 6時0分

写真

新たに発表された豪華キャストたち (C)2020『Fukushima 50』製作委員会

 [映画.com ニュース]2011年に発生した東日本大震災、福島第一原発事故を描く映画「Fukushima 50」に、緒形直人、火野正平、平田満、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工、富田靖子、佐野史郎らが出演していることがわかった。あわせて、特報とティザービジュアルもお披露目。全世界を震撼させた未曽有の悲劇が圧倒的なスケールで描かれ、発電所で戦い続けた人々の熱い思いが垣間見える映像となった。

 原作は、ジャーナリスト・門田隆将氏が90人以上の関係者への取材をもとにつづったノンフィクション本「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)。11年3月11日午後2時46分――マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の地震が発生し、巨大津波が福島第一原子力発電所(通称イチエフ)を襲った。本作は、事故対応のため死を覚悟して発電所に残り、世界中のメディアから“Fukushima 50”と呼ばれた福島出身の作業員たちの真実を描き出す。

 発電所内にあった、知られざる“もう1つの現実”にまつわる物語を紡ぐのは、福島第一原発1・2号機当直長、伊崎利夫役の佐藤浩市、福島第一原発所長・吉田昌郎役の渡辺謙、5・6号機当直副長、前田拓実役の吉岡秀隆、緊急時対策室総務班・浅野真理役の安田成美のほか、新たに発表となった豪華キャストたち。緒形は吉田がいる緊急時対策室で、大津波で失われた原子炉建屋の電源復旧のために尽力する発電班長・野尻庄一を演じる。現場最年長ながら危険な任務に挑む管理グループ当直長・大森久夫役の火野、地震発生直後にイチエフに駆けつける第2班当直長・平山茂役の平田、見回り中に大津波を目の当たりにする第2班当直副長・井川和夫役の萩原が脇を固める。

 さらに、吉岡が伊崎の1人娘・遥香、富田が妻・智子、斎藤が遥香の恋人・滝沢大に扮し、佐野は地震発生後に自らイチエフへ向かう内閣総理大臣を体現。そのほか、堀部圭亮、石井正則、皆川猿時、金田明夫、矢島健一、篠井英介、ダンカン、小倉久寛、和田正人、田口トモロヲ、小市慢太郎、段田安則、前川泰之、中村ゆり、泉谷しげるらが顔をそろえた。

 特報には「東日本は壊滅……」と呟く吉田、「最後に何とかしなきゃいけないのは、現場にいる俺たちだ!」と部下を鼓舞する伊崎、驚きの表情を浮かべ「世界初か」とたずねる総理大臣ら、それぞれの思いがにじむ言葉がちりばめられている。さらに、携帯電話を握り号泣する野尻、避難所で父を待ち続ける遥香を活写。映像は「俺たちは、何か間違ったのか?」という伊崎の意味深なセリフで締めくくられ、極限状態に置かれた人々が織りなす圧巻の人間ドラマを予感させる。

 ティザービジュアルには、福島第一原発を囲む美しい紺碧の海を背景に、主要キャストの力強い眼差しと、「自分たちが、最後の砦――」という決意が切り取られている。「Fukushima 50」は、20年3月から全国で公開。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング