ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン被告に禁錮23年 謝罪口にせず

映画.com / 2020年3月12日 12時32分

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ハーベイ・ワインスタイン被告 Photo by Spencer Platt/Getty Images

 [映画.com ニュース] 米ニューヨーク地裁は3月11日(現地時間)、ハリウッドの大物プロデューサーとして名を馳せたハーベイ・ワインスタイン被告に、禁錮23年の実刑を言い渡した。

 ニューヨーク州で性的暴行など5つの罪に問われたワインスタイン被告は2月24日、ワインスタイン・カンパニーの元社員ミリアム・ハーレイさんへの第1級性暴力と、女優志望だったジェシカ・マンさんに対する第3級レイプで有罪判決を受け、ハーレイさんに対する罪で5~25年、マンさんに対する罪で18カ月~4年の禁錮刑の可能性があった。検察側は与え得るもっとも長い刑期を望み、弁護側は現在67歳のワインスタイン被告にとって、残りの人生を刑務所で過ごすことを意味する長い刑期は、「殺人罪よりも重い」と反論していた。

 米ニューヨーク・タイムズによれば、11日の法廷で言論の機会を与えられたワインスタイン被告は、女性たちとの性的な関係はすべて合意の下で行われたと考えていると話し、自らが早計な判決の被害者であることを示唆。そして自身を告発した女性たちに向け、「私とあなた方の真実は違うのでしょう。それでも私は大いに反省しています」と発言したものの、決して謝罪はしなかった。

 続けて、この2年間で他人への共感力がより培われたといい、「こんな状況になってしまったことを後悔しています。真摯に思うのは、私は本当に、真剣に、より良い人間になろうと努力しているということです」と訴えた。

 しかし、ジェームズ・A・バーク判事がこのスピーチに心動かされることはなく、「これは最初の有罪判決ですが、あなたが犯した最初の犯罪ではありません」「多くの女性が関与する性的暴行のほかの事件の証拠が私の前にあります。それらはすべて、この判決のための正当な考慮事項です」とヘイリーさんへの罪で20年、マンさんへの罪でさらに3年という刑期の理由を述べた。

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