中村倫也&石橋静河、浴衣姿で“大当たり”祈願! 中村「僕の邪念が全てふり払われました」

映画.com / 2020年8月24日 19時30分

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映画「人数の町」の“大当たり”を祈願した中村倫也&石橋静河 (C)2020「人数の町」製作委員会

 [映画.com ニュース] 中村倫也が主演したディストピアミステリー「人数の町」の“大当たり”祈願が8月24日、宝くじ当選のご利益があるとされる東京・中央区の日本橋福徳神社で行われ、中村と石橋静河が参加した。その後、メガホンをとった荒木伸二監督も登壇し、完成記念会見が開催された。

 中村と石橋はこの日、浴衣姿という爽やかな装いで登場した。中村は「数年ぶりの浴衣です。腹の座りがどこだかわからなくてちょっとそわそわしています」と、少し落ち着かない様子。祈祷の感想を、中村は「僕の邪念が全てふり払われましたので、今日はつるんとしたコメントしか出なそうです(笑)」といい、石橋は「ビルに囲まれた神社だったけれど、昔ながらの雰囲気の良い場所でした」と振り返った。

 「人数の町」の舞台は、簡単な労働をすることで衣食住は保証されるが、決して離れることはできない奇妙な場所。中村は借金で首の回らなくなった主人公・蒼山、石橋は蒼山が町で出会う、強い意志を秘めるヒロイン・木村紅子を演じた。荒木監督は「たったひとりで孤独に脚本を書き始めるところから始まりました。それが今、日本で最高レベルのお二方に演じてもらうことで立体化したことに感動しています。撮影中はリハーサルの段階から、嬉しくて涙が溢れそうになるのを必死に抑えて、ベテラン監督のように堂々と振る舞うように心がけていました」と明かす。しかし、中村がすかさず「堂々とした印象はなかったです」と暴露し、笑いを誘っていた。

 物語の着想について、荒木監督は「子どもの頃から、人間そのものというより、人間が塊になると怖いというイメージがありました。多数決とかって怖いなと感じていたんです。スピルバーグ監督が『怖いものがあれば映画になる』と言っていたのを聞いて、『これだ!』と思ったのがきっかけです」と語る。中村と石橋は不思議な舞台設定に触れ、「場所、空間、表情、言葉遣いなど、ひとつひとつがなんか異様でしたし、違和感はぬぐえませんでした。でも考え方を変えて、頭を切り替えれば居心地が良かったりするのかなという感覚でいました」(中村)、「ひたすら怖いし、気持ち悪いし、不気味で嫌な場所だと思っていました」(石橋)と解説した。

 本作で初共演を果たしたふたり。中村は、「(石橋さんは)初めてとは思えないくらいの信頼感と安心感がありました。僕が一方的に思っているだけかもしれないけど……」といたずらっぽくほほ笑み、「現場でも仕事の話はせずに僕がずっとしゃべっているところに、石橋さんがツッコミを入れ、それにまた乗っかって……、そしてだんだん無視されます。でも、無視されると仲良くなったと思えるタイプなので大丈夫です(笑)」とおどけてみせる。さらに、本作の注目ポイントを「石橋さんの……瞳です」といい、「本当にキレイな瞳なんです。こんなに光が集まる眼球、僕持ってないですもん」と絶賛。対する石橋は「逃避行して海辺でけだるそうに過ごすふたりのシーンがすごく好きです。ふたりが大変な生活をしている様子がよくわかるシーンです」と、意味深にアピールしていた。

 「人数の町」は、9月4日から新宿武蔵野館ほか全国で公開。

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