第33回東京国際映画祭オープニング&クロージング作品が決定

映画.com / 2020年9月10日 10時30分

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「アンダードッグ」「HOKUSAI」ポスター (C)2020「アンダードッグ」製作委員会 (C) 2020 HOKUSAI MOVIE

 [映画.com ニュース]第33回東京国際映画祭オープニング作品が、森山未來主演「アンダードッグ」(武正晴監督)、クロージング作品が柳楽優弥と田中泯のダブル主演作「HOKUSAI」(橋本一監督)に決定した。

 オープニング作品「アンダードッグ」は「全裸監督」の武監督が「百円の恋」以来6年ぶりにボクシングを題材に描いた最新作。森山未來演じる、掴みかけたチャンピオンの道からはずれ“咬ませ犬”となった崖っぷちボクサー、北村匠海演じる、児童養護施設で育った才能ある若きボクサー、勝地涼演じる、鳴かず飛ばずの芸人ボクサー。三匹の負け犬たちが夢を掴むために人生を賭けてリングに立つ姿を前・後編にわたって濃密に描く。

 クロージング作品「HOKUSAI」は、「冨嶽三十六景」で知られ、ゴッホやモネなどにも影響を与えたと言われる江戸時代の天才絵師「葛飾北斎」の物語を独自の視点と解釈によって、「人間・北斎」と彼が描いた「三つの波の秘密」を、「探偵はBARにいる」や「相棒」シリーズの橋本監督が新たに描き出す。北斎の青年期と老年期を柳楽優弥と田中泯が演じる。

 東京国際映画祭は10月31日~11月9日開催。コロナ禍の中、「映画館で映画を観る喜び」を伝えるべく映画館でのフィジカルな上映を基本姿勢としている。

▼両監督コメントは以下の通り

■「アンダードッグ」武正晴監督
コロナ後の東京国際映画祭開催にご尽力くださった全ての関係者の皆様に深謝いたします。
拙作「アンダードッグ」は2020年1月、2月に撮影を行った。コロナ前の我々が失った光景が記録されている。
ボクサーというリング上の孤独者達は観客の歓声なしには殴り、殴られ続けることは到底かなわない。
観客が試合をつくり、語り継いでいく。時に信じがたい名勝負を生み出す。1人では試合にならない。
人生も同様だ。映画創りも同じだと考えている。観客が映画を最後に創り上げてくれる。
2020年東京国際映画祭のオープニングで「アンダードッグ」という映画を観ていただける環境に感謝します。
最後の仕上げは観客の皆様に委ね、語り継いでもらえたらと念じて止まないのです。どうか皆様その日までご無事で。

■「HOKUSAI」橋本一監督
映画館、という暗闇の中で生き続けてきた「映画」。
今、その闇が急激な変化を求められています。
時代の流れ、と言うは易し。闇の中、見知らぬ人々が肩を寄せ、泣き笑い怒り楽しむ場所。そこに向けた僕らの想い、HOKUSAI。
暗闇で…ご覧ください。

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