オーディオ専門誌「HiVi」が選出“感動が味わえる 音の名画100選” 1940年~2023年まで全リスト公開
映画.com / 2024年5月5日 11時0分
![オーディオ専門誌「HiVi」が選出“感動が味わえる 音の名画100選” 1940年~2023年まで全リスト公開](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/eigacom/eigacom_20240505005_0-small.jpg)
オーディオ、AV、ホームシアターの専門誌「HiVi」2024年春号(ステレオサウンド社)の特集「映画は音だ!」で、音の名画100選を発表している。
「HiVi」編集部が1940年代から新作まで、音で感動が味わえる名作映画100本を厳選、1人のテスターが全作を3日間(24時間)かけて視聴し、映画の聴きどころを紹介するという入魂の企画だ。このほど、映画.comが100作全リストと、「2001年宇宙の旅」「羊たちの沈黙」「宇宙戦争」「ボヘミアン・ラプソディ」「トップガン マーヴェリック」の5作品の聴きどころコメントを入手した。
例えば、「羊たちの沈黙」(海外盤UHDブルーレイ視聴)では、「レクター博士初登場のチャプター2。耳を澄ますと他の囚人の咳払いや生活音が細かく周囲に散りばめられている。人間味を感じさせないレクターの無機質な声にも凄みがある。チャプター10では、小さなラジカセで鳴らされるバッハの『ゴルトベルク変奏曲』や警備員の会話がカメラの動きとリンクして音場内を静かに揺れ動き、直後の襲撃シーンの怖さを倍加する」と、チャプターが記され、音への詳細なこだわりが指摘されている。
5.1Ch、ドルビーサラウンド再生などが可能な機器を備えた一般家庭は多くはないかもしれないが、優れたサラウンド感や没入感のデザイン、効果的な音楽の用い方などを基準とした、音のマニアによる選りすぐりの100本は、映画ファンの自宅鑑賞をさらに充実させるガイドとなるはずだ。
全作品の聴きどころコメントは発売中の「HiVi」2024年春号で確認できる。「HiVi」2024年春号は、このほか「オッペンハイマー」を総力特集、最新ハードウェア紹介ページも必見だ。B5、274ページ、参考価格(紙版)1,980円、(デジタル版)1,980円。書店、インターネット、公式ショップ(https://www.stereosound-store.jp/c/book/hivi)で発売中。
▼「感動が味わえる 音の名画100選」
(リポート:伊藤隆剛/作品選定:HiVi編集部/再生環境:デノンAVセンターAVC-A1H)
※上位100本ではなく、年代の古い順からリストアップしている。上段は作品名、製作年、商品名と視聴メディアの順。BDはブルーレイディスクの略。
1「ファンタジア」(1940)ダイヤモンド・コレクション BD
(ディズニーVWBS1225)¥4,180 税込 DTS-HDMA7.1ch
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