柴咲コウは「獰猛」!黒沢清監督が動きを絶賛「『バトル・ロワイアル』を超えた」
映画.com / 2024年5月20日 21時0分
「今回の主人公は女性がいい」と考え、柴咲を主演に抜てきした黒沢監督。「動きがすごいですね。獰猛というか」と楽しそうに柴咲の俳優力を絶賛しつつ、「『バトル・ロワイアル』を超えたんじゃないかと思う。柴咲コウってこんなに動けるのという。もちろんそれだけではないんですが、肉体のものすごさは必見に値すると思います」とアピール。柴咲は「蛇のようなしなやかさ。サササー、パクッ!みたいな感じですかね」と続き、会場を笑わせていた。
柴咲はフランス語の厳しいレッスンに臨み、現地で実際に生活をしてパリで暮らす謎多きヒロインを自分のものにした。「クランクインの半年くらい前から練習できるようにとお願いをしたんですが、なかなか日取りが合わなかったり、ちょっとずつ練習を開始して。クランクインの3カ月くらい前になって『このペースでは間に合わなくない?』と焦り始めて、ものすごく集中して取り組んでいった」と述懐。さらにクランクイン約1カ月に渡仏し、「アパートを借りて自炊をしながら、マルシェで野菜を買って、とぼとぼと歩き、玄関の扉を開け、キッチンで料理を作るという毎日を重ねて、1カ月かけて馴染んでいきました」と特別な役作りについて振り返った。西島は「フランス語を話せる方なんだなと思った」と率直に打ち明け、「そうしたらこの作品のために勉強をされたと聞いて、本当に驚いた。相当な努力をされる方なのかなと思っています。セリフも、僕から聞くと本当にナチュラルに話されていた。現場にも馴染んでいた」と柴咲を称え、青木も「佇まいが、ずっとパリで生活をしている女性像になっていてすごく驚きました。立ち姿が美しかった」と惚れ惚れ。
黒沢監督は「ダミアン・ボナール、マチュー・アマルリック、グレゴワール・コラン、スリマヌ・ダジなどフランスで有名な、癖のある強烈な俳優たちが次から次へと出てきます。一癖も二癖もある強烈な彼らのなかで、柴咲コウがどのように立ち回り、彼らをどのように手懐け、彼らをどこに連れて行くのか。いまここでしゃべっていらっしゃる柴咲さんとは全然違う、もうひとつの恐ろしい柴咲コウが見られると思います」と自信をにじませながら、会場に呼びかけていた。
「蛇の道」は6月14日から公開。
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