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年少の男子を生贄とした恐怖の神の伝説と家族愛描くファンタジーホラー「男神」映画化&キャスト決定

映画.com / 2024年5月21日 12時0分

年少の男子を生贄とした恐怖の神の伝説と家族愛描くファンタジーホラー「男神」映画化&キャスト決定

 2020年の「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」で入選し、YouTube「怖い話怪談朗読」で話題を集めた作品「男神」が、遠藤雄弥主演、井上雅貴監督のメガホンで映画化される。公開は2025年秋。このほどキャストも発表された。

 八木商店の原案で、YouTube「怖い話怪談朗読」では「今までで一番怖い話」と注目を浴びた。視聴者からの映像化への熱い期待を受け、オリジナルストーリーで撮影地となる日進市の協力により映画化の運びとなった。

 縄文から続く荒ぶる神。年少の男子を生贄として捧げた事から、「男神」と呼ばれ、その実態は誰も知らず、伝説の神として言い伝えられていた。新興住宅地の日星市、建設会社で働く和田は建設途中で埋蔵文化財を見つける。その数日後、不思議なことが起こった。工事現場に深い穴が出来、街の少年、和田(遠藤雄弥)の息子も神隠しのようにいなくなってしまった。その穴の先は不思議な森に繋がり、そこでは美しい女性達が着物や巫女の姿で男神を鎮めるための怪しげな儀式をしていた。息子がその森に迷い込んだ事を知った和田は、連れ戻すためにその穴に入ることを決意する。

 主演の遠藤が和田勇輝、山下工務店の社長令嬢を須田亜香里、木曽田浩司をカトウシンスケ、梓巫女を彩凪翔、ククリヒメを沢田亜矢子、和田守を子役の塚尾桜雅が演じる。

 古来より伝わる怪談や妖怪譚といった恐怖の物語、日本独自の文化的背景が反映された作品が豊富にあるなか、本作では死や後悔、過去のトラウマなど、人間の心理的な闇を描き、観客の共感や共鳴を呼び起こし、より深い恐怖体験をもたらす。また、恐怖感だけではなく、日本の伝統美や文化に触れることができる作品として、世界に向けて発信することを目的として製作される。

 撮影は9月中旬より10月で、日進市、下呂市縄文遺跡、飛騨高山の雄大な自然を背景も登場する予定だ。2025年秋ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ赤池ほか全国公開。

▼コメント

■遠藤雄弥
この度、映画「男神」で和田勇輝役を演じさせていただきます、遠藤雄弥です。
僕自身、ファンタジーホラーというジャンルの映画に携わるのは、初めてで、井上監督や共演者、スタッフの皆様と一緒に、どんな映画が出来上がるのか、今からワクワクしています。
普遍的な家族愛というテーマも今作の注目すべき点だと思いますので、ファンタジックな世界観も相まって、見たことのない、皆様が楽しんでいただける映画が出来るのではないかと思っています。
日進市での撮影も楽しみで、味噌煮込みうどん、味噌カツ、きしめん…と共に、撮影に励みたい所存でございます。笑
皆様、映画「男神」是非ご期待下さい!

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