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実写ドラマ「ブラック・ジャック」ピノコ役は永尾柚乃 「アッチョンブリケ!」を完全再現

映画.com / 2024年5月22日 5時0分

実写ドラマ「ブラック・ジャック」ピノコ役は永尾柚乃 「アッチョンブリケ!」を完全再現

(C)テレビ朝日

 ドラマ「ブラッシュアップライフ」でブレイクした子役の永尾柚乃が、高橋一生主演のテレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」(6月30日午後9時放送)に出演することがわかった。天才外科医ブラック・ジャック(高橋)の助手・ピノコを演じる。

 手塚治虫氏の原作は、法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描きながら、医療の在り方や人の生き方に深いメスを入れてきた名作医療漫画。連載開始50周年記念を迎え、コロナ禍を経て医療の在り方が再び問われる今、原作から厳選した有名エピソードを凝縮し、その真髄をぐっと掘り下げていく。

 監督は城定秀夫、脚本は森下佳子、ビジュアルコンセプト・人物デザイン監修・衣裳デザインは柘植伊佐夫が担当する。高橋のほか、ブラック・ジャックのライバルであるドクター・キリコ役で石橋静河が出演し、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、奥田瑛二、松本まりかが参加している。

 昨年12月中旬、ドラマ化の第一報と共に公開されたビジュアルに、ブラック・ジャック(高橋)と並んで登場するも、肝心の顔は見えなかったピノコ。SNS上でも「一体誰!?」と、熱い予想合戦が繰り広げられてきたが、ついに永尾の出演が発表された。

 双子の姉の体内に脳や手足、内臓などがバラバラに収まった状態で、18年間生き続けてきたピノコ。その後ブラック・ジャックによって摘出された彼女は、晴れて人間の女の子の身体を得ることに。今では、困難な手術を次々と請け負うブラック・ジャックの最高の助手として大活躍している。

 見た目は幼児ながらも、中身はれっきとした18歳の乙女。自分を娘のように扱うブラック・ジャックを尻目に、彼の妻だと言い張り、時に嫉妬深さも見せるなど、キュートでおませなところも魅力の一つとなっている。

 そんなピノコを演じる永尾は「ブラック・ジャック」の大ファンだったそうで、「家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん飛びました」と、出演オファーを受けた際の興奮ぶりを明かし、「できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました」と話す。

 実際の撮影では18歳の心を丁寧に模索する一方、両頬をむぎゅっと押しながら「アッチョンブリケ!」と叫ぶピノコ特有の感情表現も完全再現している。

 なお、ブラック・ジャック役の高橋とは「妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんな時でも優しくて面白くて、すごく楽しかったです」と、撮影中に交流を深めたそうだ。

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