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ユアン・マクレガーが実娘と紡ぐ感動作「ブリーディング・ラブ」新場面写真披露 新鋭監督のコメントも

映画.com / 2024年5月23日 11時0分

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(C)2024 SOBINI FILMS, INC. All Rights Reserved.

 ユアン・マクレガーと実の娘クララ・マクレガーが主演を務め、親子役を演じた「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」の新たな場面写真が披露された。あわせて、本作が初監督作品となったエマ・ウェステンバーグのコメントも披露された。

 本作は、2023年サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)映画祭で上映され注目を集めた作品。映画デビュー30周年を迎えるマクレガーだが、実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていた。本作は、そんなクララが父ユアンへ送った脚本というラブレターをきっかけに誕生。製作にはアカデミー賞ノミネート作品「パスト ライブス 再会」「キャロル」のプロデューサー陣が名を連ね、実際に問題を抱えた時期のあったマクレガー親子がその経験を乗り越え、父と娘の“愛と回復への旅の物語”を完成させた。

 何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば二人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、二人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。

 場面写真には、ユアンとクララ扮する親子に加えて、彼らが旅先で出会う風変わりな人々も切り取られている。ブロードウェイを夢見る光を放つ女や、娘を口説こうとするピエロの男、古代インド占星術を信じるレッカー業者の女など、謎めいた出会いが親子の距離を縮めるきっかけとなる。

 メガホンをとったウェステンバーグ監督は、テレビドラマ、MV、世界的な有名ブランドのコマーシャルなどを数多く手がけ、ジャネル・モネイのMV「PYNK」でグラミー賞の最優秀監督賞にノミネートされた。

 ウェステンバーグ監督は、マクレガー親子との共同制作について「私たちは話し合いを重ね、キャラクターを作り上げ、彼らの旅を、私たち自身の経験に対して嘘のないものとして構築していきました」とコメント。そして、「(ライアン・オニールが実娘テイタム・オニールと共演した)映画『ペーパー・ムーン』(73)は、私の大好きな映画の1本で、実生活と撮影現場の繋がりにおいて、これほど素晴らしい作品はありません。ユアンとクララの実の親子が参加してくれたことで、父娘の物語において、真の感情的な深みを探求することができました」と振り返った。

 「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」は、7月5日から新宿ピカデリーほか全国公開。

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