「マッドマックス フュリオサ」ジョージ・ミラー監督こだわりの“最狂”改造車を徹底紹介! インタビュー&メイキング映像公開
映画.com / 2024年5月24日 17時0分
![「マッドマックス フュリオサ」ジョージ・ミラー監督こだわりの“最狂”改造車を徹底紹介! インタビュー&メイキング映像公開](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/eigacom/eigacom_20240524014_0-small.jpg)
最新作でも“狂気のカーチェイス”は健在! (C) 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
「マッドマックス」シリーズ最新作「マッドマックス フュリオサ」に登場する改造車について、ジョージ・ミラー監督、アニヤ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワースらが語る特別映像が公開された。
本作の舞台は、世界の崩壊から45年後。全てを奪われた“怒りの戦士”フュリオサが、人生を懸けて故郷=緑の地へ生きて帰ろうとする修羅の道が描かれる。メガホンをとったのは、第1作「マッドマックス」をはじめシリーズ4作品を手掛けてきたミラー監督。主人公フュリオサはテイラー=ジョイ、宿敵ディメンタス将軍役は「マイティ・ソー」シリーズでおなじみのヘムズワースが担う。
先日開催された第77回カンヌ国際映画祭で約7分間のスタンディングオベーションを受けた本作は、海外メディアから「『怒りのデス・ロード』につながる物語は感情的で機知に富み、意図的な野蛮さに満ちている」(INDEPENDENT)、「これまでに作られた最高の前日譚の1つであり、大胆な傑作」(DiscussingFilm)、「一流の世界構築、感情的に共鳴する監督の目、焼けつくようなパフォーマンス、シャープな映画撮影、そして地獄のようなスコアを織り交ぜた本作は、信じられないほどのアクションシーンと、人生と愛について注目に値するヒーローの旅」(IGN)など絶賛する声が続々とあがっている。
圧倒的な映像体験を味わえる「マッドマックス」シリーズで、まず目を奪われるのはクレイジーな改造車の数々。まるで生き物のように存在感を放ち、観る者の度肝を抜く。映像では、ミラー監督やテイラー=ジョイ、ヘムズワースらが改造車について熱く語る様子が捉えられている。
本作には145台もの車両が登場。ミラー監督は「すべての車は、そのキャラクターを象徴する」と話し、車両は単なる乗り物ではないと語る。ミラー監督は、「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と『マッドマックス:フュリオサ』を製作する際に注意していたことのうちのひとつが、それぞれの登場人物を象徴するような車両を作ることだった。それらの車両は衣装や髪型、武器、そして彼らが持つあらゆる人工物と同じように、キャラクターの延長にある」とコメント。
さらに、ミラー監督は「ディメンタス将軍は、物語のなかで車両を乗り換えるんだ。赤いディメンタスはチャリオット型のバイクに乗り、のちに燃料や戦士たちをより多く手に入れられるようになると、最終的には巨大なモンスタートラックに乗ることになる。そしてそれが彼のキャラクターになる。そしてフュリオサは最終的に、大きく進歩したウォー・タンクの製造を手伝うことになり、それが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場するウォー・タンクにつながるんだ。彼女の脱出への願いの象徴だよ。車両はキャラクターたちの一部だ」と、物語が進むにつれて車両の変化も楽しめると明かす。
若きフュリオサとしてハードなカーアクションをこなしたテイラー=ジョイは、「今やどの車も我が子のように大切で、どれかひとつなんて選べない」と改造車に並々ならぬ愛情を示す。映像では、「マッドマックス」シリーズの象徴でもある“ウォー・タンク”や“クランキー・ブラック”“チャリオット”“シックス・フット”など個性あふれる車両の数々を貴重なメイキングシーンとともに見ることができる。
「マッドマックス フュリオサ」は5月31日より全国ロードショー。2Dに加えて、IMAX、4D、Dolby Cinema、SCREENXでも上映される。
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