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舘ひろし&柴田恭兵、38年分の感謝をこめた熱烈ハグ!「帰ってきた あぶない刑事」初日舞台挨拶

映画.com / 2024年5月24日 19時45分

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 8年ぶりとなる人気刑事ドラマの映画シリーズ最新作「帰ってきた あぶない刑事」が5月24日、全国で封切りを迎え、東京・丸の内TOEIでは初日舞台挨拶が行われた。長年にわたり、“タカとユージ”の名コンビを演じる舘ひろしと柴田恭兵をはじめ、浅野温子、仲村トオル、ベンガル、長谷部香苗という「あぶ刑事」を支え続けたメンバーが集結。さらにヒロインを演じる土屋太鳳、メガホンをとった原廣利監督も駆けつけ、ファンとともに映画の門出を盛大に祝った。

 舘と柴田は、客席後方の扉から颯爽と登場し、そのまま共演陣が待つステージへ。大盛況の客席に視線を送り、「映画っていうのは、お客様が入らないと意味がない。こんなに大勢のお客様に来ていただき、心からうれしく思っています。終わる終わると、詐欺みたいな映画ですが(笑)、とりあえず帰ってきました」(舘)、「楽しかったですか? 面白かったですか? カッコ良かったですか? 皆さんが、舘さんの顔をうっとりしながら見ていて、あぁ、良かったなと思う」(柴田)とファンの声援に応えた。

 映画公開を前に、舘と柴田はふたり揃って、約100時間に及ぶプロモーション稼働をしたといい、舘は「メディアの皆さんの質問は、だいたい同じですけど(笑)、恭さまと一緒だと、それも平気で、毎回フレッシュな気持ちで答えることができた」と感謝。この言葉に、柴田も「もう夫婦でしたね。ときどき僕が妻だったり、舘さんが妻だったり。楽しかったですよ」と、代えがたい絆を振り返った。

 5月3日に、横浜市内各所で実施された完成披露イベントでは、舘が浅野を“お姫様だっこ”する様子が大きな話題を集めたが、舘は「温子(おんこ)が、履きなれないハイヒールを履いて、足が痛いって、裸足で歩き出して(笑)。これはまずいと思い、ああいう形になったが、辛かったです! 足が半分震えていました」と告白。一方、浅野は「お願いだから、ここでギックリ腰にならないでと願った」と笑いを誘っていた。

 舞台挨拶終了後、カーテンコールとして、舘と柴田のふたりだけが、再びステージに登場。舘は「心から感謝しています。(柴田に)会えたのは奇跡だと思う」と感無量の面持ちを浮かべ、柴田は「ファンの皆さんが、『おかえりなさい、帰ってきてくれてありがとう』と言ってくださり、泣きそうになりました。お礼を言うのは、僕たちのほうです。始まってから40年近く、応援してくれたおかげで、僕たちは帰ってくることができました」と改めて、ファンに思いを伝えた。割れんばかりの拍手が起こると、舘は、38年分の感謝をこめて、柴田と熱烈ハグ。会場のボルテージは、最高潮に達した。

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