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誘拐監禁、強烈放水、尊厳なしの食事提供……「蛇の道」柴咲コウの“狂気”が浮き彫りになるキャラ映像

映画.com / 2024年5月26日 12時0分

写真

(C)2024 CINEFRANCE STUDIOS - KADOKAWA CORPORATION - TARANTULA

 「スパイの妻 劇場版」の黒沢清監督がメガホンをとる映画「蛇の道」のキャラクター映像が、このほど公開された。フォーカスしているのは、主演の柴咲コウが演じた新島小夜子。“容赦なし”の戦慄キャラクター像に震えあがるはずだ。

 本作は、黒沢監督が自身初の試みとなるセルフリメイクに挑戦した作品。26年の時を経て、国境を越えて蘇ることになったのは傑作サスペンス「蛇の道(1998)」。フランスの映画制作会社「CINEFRANCE STUDIOS(シネフランス・スタジオ)」と「KADOKAWA」による日仏共同製作となり、全編フランスロケ、フランス語にて撮影されている。

 8歳の愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、偶然出会ったパリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子の協力を得ながら、犯人探しに没頭。復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らの口から重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってくる……。

 黒沢監督からの熱いオファーに応えて出演した柴咲。フランス語を駆使して役に挑んだ柴咲は、パリで働く日本人の心療内科医という役どころだ。哀川翔と香川照之が共演した「蛇の道(1998)」との大きな違いは、舞台が東京からフランスのパリに、主人公が男性の教師から女性の心療内科医に変わっている部分。黒沢監督は「脚本の初期の段階から主人公を日本人の女性にしたいと思っていました。フランス人の男性たちの中に日本人の女性がひとりいるという構図になったことで、一見弱々しく見える彼女が実は全てをコントロールしているのではないか、という雰囲気が強くなったような気がします」とキャスティングの理由を明かす。

 映像は、小夜子の狂気を詰め込んだ内容。アルベールとの“誘拐解禁”を徹底的にサポート、監禁した相手に対して強烈放水……その容赦ない手練手管は見るものの想像を超えてくるだろう。そして“お仲間”を迎える(=監禁する)ために本格的なDIYをはじめたり、飢えた相手の目の前で食事のトレイをぶちまけ、尊厳なしの食事提供をする姿などをとらえている。

 「蛇の道」は、6月14日から全国公開。

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