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台湾発の笑って、泣けて、踊れる青春回顧録 「台北アフタースクール」7月26日公開 ポスター・予告編・コメント動画披露

映画.com / 2024年5月27日 8時0分

台湾発の笑って、泣けて、踊れる青春回顧録 「台北アフタースクール」7月26日公開 ポスター・予告編・コメント動画披露

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 台湾の俳優・監督のラン・ジェンロンが恩師をモデルに描いた青春映画「成功補習班(原題)」が、「台北アフタースクール」の邦題で7月26日よりシネマート新宿ほかで公開されることが決定した。日本版ビジュアルと予告編、場面写真、そして日本のファンに向けたコメント動画が一挙披露された。

 ラン・ジェンロンが、自らの恩師で友人でもあるミッキー・チェンをモデルに描いた本作は、様々な事情を抱えて生きる現在から、輝かしい青春時代を思い出す形で描かれる青春回顧録。恋愛や家族、友情といったテーマを探求するとともに、高校生らしい悪ふざけや日本文化の影響を感じさせる演出なども盛り込まれている。劇中には、レスリー・チャンの「Monica」に合わせて踊るシーンも登場する。本作は、第36回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門に出品され、台北映画祭2023のクロージング作品としても上映された。

 1994年。イタズラ好きで台北の予備校「成功補習班」で“成功三剣士”と呼ばれていたチャン・ジェンハン、チェン・シャン、ワン・シャンハーは、卒業後、それぞれの人生を送っていた。入院中の恩師・シャオジー先生のお見舞いを機に久しぶりの再会を果たした3人は、先生の言葉をきっかけにかつて通っていた予備校に足を踏み入れる。そこに残されていた青春に触れ、懐かしい日々が次々と蘇ってくる。

 高校3年、大学入試まで残り約1カ月。成功補習班に新たな代理講師・シャオジー先生が着任する。枠にとらわれない授業で、生徒たちに寄り添い、心を掴むシャオジー先生。自分らしく生きる先生と過ごすうちに、3人それぞれが自分自身と向き合い、本当の自分を見つめ直していく。

 ドラマ「アウトサイダー 闘魚」や「僕らのメヌエット」など、俳優としても活躍するラン・ジェンロンだが、監督を務めるのは「ぼくの人魚姫」に続き、今作が2作目となる。主演は、台北映画祭で期待の新星を選ぶ「非常新人(SUPERNOVA)」プロジェクトに選ばれたジャン・フ ァイユン、チウ・イータイ、映画「ひとつの太陽」で金馬奨の主演男優賞にノミネートされたウー・ジエンハー。そのほか、シャーリーズ・ラム、ホウ・イェンシーらが共演した。

 ラン・ジェンロン監督とキャストのコメントは以下の通り。

【ラン・ジェンロン監督】

こんにちは、ラン・ジェンロンです。『台北アフタースクール』の監督です。
まず、日本の皆さんに心から劇場にお越しいただきたいと思っています。本作をご覧いただけることを心から願っています。
なぜならこの作品は、私が若かった頃の日本の音楽文化から多くの影響を受けているからです。映画の中で「モニカ」という曲も使っています。観客の皆さんの心に響くことを願っています。
是非、劇場にお越しください。とにかく、皆さんありがとうございます。ありがとう!

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