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MCUに新たな動き ヴィジョンを主人公にしたスピンオフドラマの制作が始動

映画.com / 2024年5月27日 11時0分

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「ワンダヴィジョン」の場面写真 (C) 2020 Marvel

 マーベルの人気キャラクター、ヴィジョンを主人公にしたスピンオフドラマの制作総指揮に、「スター・トレック:ピカード」のテリー・マタラスが就任したと、米バラエティが報じている。

 ヴィジョンを題材にしたスピンオフドラマは当初、「ワンダヴィジョン」の企画・制作総指揮を務めたジャック・シェイファーが「ヴィジョン・クエスト(原題)」として企画開発を進めていた。しかし、シェイファーは「ワンダヴィジョン」のもうひとつのスピンオフドラマ「アガサ・オール・アロング(原題)」を優先するために離脱。プロジェクトは一時停滞していた。

 「12モンキーズ」や「スター・トレック:ピカード」などで知られるマタラスがショーランナーに就任したことで、ヴィジョンのスピンオフドラマの制作が一気に加速することになった。タイトルは未定ながら、2026年にはディズニープラスで配信される予定だ。

 ヴィジョンといえば、人工知能ジャーヴィスとマインドストーン、ウルトロンが準備していたボディが融合して生まれた人造人間で、超人的な身体能力と攻撃力を備えるキャラクター。「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」では悲劇的な最期を遂げたものの、「ワンダヴィジョン」で新生ヴィジョンとして復活を果たした。

 今回のスピンオフドラマでは、新生ヴィジョンが失われた記憶を取り戻し、自身のアイデンティティを探求する旅が描かれるという。これまで通りポール・ベタニーがヴィジョン役を演じる。「ワンダヴィジョン」で重要な役割を果たしたエリザベス・オルセン扮するワンダ・マキシモフの登場も期待されるところだ。

 なお、「ワンダヴィジョン」のもうひとつのスピンオフドラマ「アガサ・オール・アロング(原題)」は、今年9月にディズニープラスで配信開始予定。

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