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スマホで中古品を買ったら殺人鬼の標的に! 「ターゲット」予告編公開 シン・ヘソン、キム・ソンギュン、カン・テオらが共演

映画.com / 2024年5月29日 15時0分

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(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT, STUDIO PIEONA ALL RIGHTS RESERVED.

 シン・ヘソン、キム・ソンギュン、カン・テオ、イ・ジュヨンらが共演したサスペンススリラー「ターゲット 出品者は殺人鬼」の予告編が披露された。

 本作は、近年、韓国で社会問題となっている中古品取引詐欺に焦点を当てたサスペンススリラー。インターネットでの中古品の売買という現実的な題材に、映画的な想像描写を加え、「現実を映画に」することを試みた。

 主人公のスヒョンは新居に引っ越しフリマサービスで中古の洗濯機を買うが、後日壊れた洗濯機が届き、詐欺にあったことに気づく。警察に相談するが、捜査まで時間がかかると告げられたスヒョンは自ら犯人に連絡することを思いつく。売り手のアカウントを再び見つけ出し、スヒョンは返金を要求するが、相手にされず、感情的になったスヒョンは怒りに満ちたメッセージを送る。しかしそれ以来、スヒョンの身に恐ろしいことが起こり始める。

 スヒョン役を演じるのは、ドラマ「生まれ変わってもよろしく」「哲仁王后 俺がクイーン!?」などで知られるシン・ヘソン。顔も分からない殺人鬼の標的となったことで、日常が崩れていくスヒョンの心情を細やかに表現。詐欺に対する怒り、何者かに行動を監視される恐怖、犯人の監視から逃れられない絶望感など、さまざまな感情を説得力のある演技で体現する。

 本作のメガホンをとったパク・ヒゴン監督(「風水師 王の運命を決めた男」「パーフェクト・ゲーム」)は、「平凡な会社員が犯罪のターゲットになったときの感情表現は非常に難しい。その心理の変化をほかの俳優と調整するのも同じく困難だ。しかし彼女は毎日現場でそれをやってのけ、とても感心した」と称賛する。

 サイバー犯罪捜査部のチュ刑事役は、ドラマ「ムービング」「D.P. 脱走兵追跡官2」のキム・ソンギュン。毎日何百件ものサイバー犯罪を扱うチュ刑事は、スヒョンの事件の担当となり、翻弄されていく。パク・ヒゴン監督は「彼の演技の幅というものを、ぜひこの目で見てみたかった」と起用理由を明かす。

 チュ刑事の後輩、ナ刑事役は、ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で注目を集めたカン・テオ。さらに、「毒戦 BELIEVER」「サムジンカンパニー1995」「声 姿なき犯罪者」などで独特の存在感を発揮したイ・ジュヨンが、スヒョンの同僚で親友のオ・ダルジャ役で共演している。

 韓国の中古市場は25兆ウォンを超え、韓国国内の主要中古取引プラットフォームの累計加入者数は2021年時点で6000万人以上。しかし、取引数の増加に伴い、システムを悪用した詐欺や組織犯罪も増加傾向にあるという。韓国の警察庁のデータによると、22年の中古品取引詐欺事件は8万3214件で、過去9年間で81.4パーセント増。被害額は14年の278億ウォンから21年には3606億ウォンと、7年間で13倍に増加し、韓国では1日平均228件もの詐欺被害が報告されている。

 「ターゲット 出品者は殺人鬼」は6月21日よりシネマート新宿、心斎橋ほかで公開。R15+指定作品。

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