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「先生の白い嘘」嘘と本音が入り混じる冒頭映像公開 原作者・鳥飼茜氏が映画化への想いを綴ったコメントも

映画.com / 2024年5月30日 17時0分

「先生の白い嘘」嘘と本音が入り混じる冒頭映像公開 原作者・鳥飼茜氏が映画化への想いを綴ったコメントも

(C)2024「先生の白い嘘」製作委員会 (C)鳥飼茜/講談社

 奈緒が主演する「先生の白い嘘」の本編冒頭映像4分(https://youtu.be/gTl-1SxqdWc)が公開された。奈緒、三吉彩花、風間俊介による、嘘と本音が入り混じった違和感のある会話が展開される。あわせて、原作者の鳥飼茜氏のコメントもお披露目された。

 原作は、累計部数100万部(全8巻/デジダル版を含む)を突破した鳥飼氏の同名漫画(講談社「月刊モーニング・ツー」所載)。1人の女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出した。

 奈緒が演じるのは、高校教師・原美鈴。親友の婚約者である男性から強制的な関係を求められているにも関わらず、彼との行為を通して「性への欲望・快楽への渇望」が芽生えたことに気づき、矛盾する感情の狭間でもだえ苦しむという役どころだ。

 「恋わずらいのエリー」「弱虫ペダル」「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」などを手掛けた三木康一郎監督がメガホンをとり、脚本は「透明なゆりかご」「きのう何食べた?」の安達奈緒子が担当。三吉、風間、そして猪狩蒼弥(「HiHi Jets」)が共演した。

 映像は、美鈴(奈緒)が不平等さについて語る「人間を2つに分けたとして、必ずどちらかが少しだけ取り分が多い、とわたしは感じている」というモノローグから始まる。そして場面は一転し、居酒屋で誰かを待つ美鈴が映し出される。

 やってきたのは、美鈴の親友の美奈子(三吉)と、美奈子の恋人の早藤(風間)。友人同士の和気藹々とした雰囲気に見えるが、それぞれに何か含みを持たせた緊張感のある会話が繰り広げられる。そんな中、美奈子は早藤と婚約したことを告げ、美鈴は少し間をおいてぎこちない笑みを見せ「おめでとう」と伝える。

 そして、場面は移り変わり、高校教師の美鈴はいつもどおり学校へと向かう。そして、生徒たちを教卓から見下ろして密かに自尊心を満たし、無機質な表情と声で「それでは授業、始めます」と言う姿が映し出される。傷つかないために見て見ぬふりをする、嘘をつく。それでも隠しきれない本音が垣間見える冒頭シーンとなっている。

 「先生の白い嘘」は、7月5日から全国の劇場と3面ライブスクリーンにて公開。R15+指定作品。原作者の鳥飼氏が原作を描くきっかけ、そして映画化について綴ったコメントは以下の通り。

【原作者・鳥飼茜氏のコメント】

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