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【追悼】ディズニー音楽を支えた作曲家リチャード・シャーマン ディズニープラスで振り返る“伝説”の軌跡10選

映画.com / 2024年6月3日 19時0分

●5.「ベッドかざりとほうき」

 児童文学作家メアリー・ノートンのベストセラーを、「メリー・ポピンズ」のスタッフが映像化したミュージカル作品。第2次世界大戦中のイギリスを舞台に、見習い魔女と、戦争で孤児となった3兄弟が、空飛ぶベッドに乗ってロンドンへ向かう。登場する楽曲は、「ビューティフルな海」「何も信じられない年頃」など。作品の知名度は決して高くはないが、ヒット曲を連発していたシャーマン・ブラザーズの黄金期の“勢い”を感じることができる。

●6.「くまのプーさん 完全保存版」

 シャーマン・ブラザーズは長年にわたって「くまのプーさん」シリーズの音楽のほとんどを作曲。「くまのプーさん」「ワンダフル・シング・アバウト・ティガー」「大嵐」など数々の名曲を生み出した。18年に公開された「プーと大人になった僕」には、リチャード・シャーマンが3曲の書き下ろし新曲を提供し、映画のエンディングでは、そのうちの1曲「何もしないは忙しい」を浜辺でピアノ演奏する元気な姿を見せ、ファンを大いに歓喜させた。

●7.「ウォルト・ディズニーの約束」

 「メリー・ポピンズ」の製作秘話を映画化した作品で、ディズニー社が、自社の映画製作の裏側を初めて描いたことでも話題を集めた。ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は娘が愛読している児童文学「メリー・ポピンズ」の映画化を熱望し、原作者パメラ・トラバース(エマ・トンプソン)に打診するが、トラバースは首を縦に振らない。劇中には、シャーマン・ブラザーズが同作の音楽を担当することになった逸話も丁寧に描かれている。

●8.「ディズニー映画の名曲を作った兄弟:シャーマン・ブラザーズ」

 数々の名曲を生んだシャーマン・ブラザーズの生涯を、貴重な資料とともに振り返るドキュメンタリー。作詞家の兄ロバート、作曲家の弟リチャードの兄弟は、いかにして人々を魅了し続けたのか? 本人たちの証言をはじめ、ジュリー・アンドリュース、ジョン・ラセター、ジョン・ウィリアムズ、アラン・メンケンら、兄弟と仕事をした多くの関係者も取材に応じ、当時のエピソードを披露している。また兄弟の息子たちが、監督・製作を務めている。

●9.「ディズニーパークの裏側 進化し続けるアトラクション」シーズン1/第8話「イッツ・ア・スモールワールド」

 シャーマン・ブラザーズは、ディズニーパークのアトラクションにも楽曲を提供しており、その代表作が「イッツ・ア・スモールワールド」のテーマ曲である「小さな世界」だ。当初は各国の国歌が流れる予定だったが、屋内では不協和音が響き渡ってしまったため、シンプルな構成の「小さな世界」が制作されることになった。世界中の子どもたちが、各国の民族衣装でハーモニーを響かせるこの曲には、平和な世界への願いが込められている。

●10.「ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出」

 ディズニーのキャラクターたちが夢の共演を果たし、ディズニー100周年記念映画「ウィッシュ」と同時上映されたオリジナル短編映画。85以上の歴代の長編および短編映画から、543ものキャラクターが勢揃いし、彼らが記念写真を撮影する様子が描かれる。ミッキー・マウスが、ウォルトの肖像画に語りかけるシーンに、「メリー・ポピンズ」からの名曲「2ペンスを鳩に」が流れているが、これはリチャード・シャーマン自身によるピアノ演奏である。

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