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ハーレム教団とメディアから揶揄され… 主宰死去後も共同生活を続ける女性たちの現在「方舟にのって イエスの方舟45年目の真実」予告編&新場面写真

映画.com / 2024年6月6日 18時0分

ハーレム教団とメディアから揶揄され… 主宰死去後も共同生活を続ける女性たちの現在「方舟にのって イエスの方舟45年目の真実」予告編&新場面写真

「イエスの方舟」に集った女性たちの現在と真実を映す (C)TBS

 1980年に世間を騒然とさせた謎の集団「イエスの方舟」の現在を映し、TBSドキュメンタリー映画祭で話題を集めた「方舟にのって イエスの方舟45年目の真実」の予告編が公開された。

 1980年、東京・国分寺市から10人の女性が突如姿を消したと報道される。彼女達を連れ去ったとされる謎の集団「イエスの方舟」、その主宰者・千石剛賢は、美しく若い女性を次々と入信させハーレム形成していると世間を騒然とさせた。2年2カ月の逃避行の末、千石が不起訴となり事件には一応の終止符が打たれる。しかし彼女たちの共同生活は、45年たった今も続いていた。「宗教法人ではない」と語るその正体とは――。

 監督は「日の丸 寺山修司40年目の挑発」などを手掛け、TBS所蔵の貴重なフィルムを映画館で上映する「TBSレトロスペクティブ映画祭」を企画・プロデュースした、TBSドラマ制作部所属の佐井大紀。

 このほど公開された予告編では、当時の狂騒的な様相が、TBSに残る貴重なアーカイブ映像を通してセンセーショナルに映し出される。何より驚かされるのが、中盤以降に顔出しで登場する「現在の彼女たち」の姿だ。2001年にイエスの方舟を主宰する「おっちゃん」こと千石剛賢が死去した後も、彼女たちは生きるために福岡・中洲で「シオンの娘」と名付けたクラブ(キャバレー)を経営。水商売で生計を立てながら、聖書を学びつつ共同生活を続けている。「ハーレム教団?」と興味本位で見た者は、メディアによって作られてきたパブリックイメージとは全く別の、彼女たちの生き方に衝撃を受けること間違いないはずだ。

 映画は7月6日から東京・ポレポレ東中野を皮切りに全国順次公開。

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