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木村拓哉「グランメゾン東京」映画の舞台はパリ! ドラマキャスト続投、三ツ星を目指す「グランメゾン・パリ」今冬公開

映画.com / 2024年6月7日 5時0分

 さらに、映画で料理監修を手がけるのは、20年、実際にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフ。異国の地のシェフが個人店で三つ星を獲ることは大きな快挙であり、5年経ったいまでも、ミシュランガイド・フランスにおけるアジア人店舗での三つ星獲得は、「Restaurant KEI」の1店舗のみとなる。木村は小林シェフに敬意を込め、また自身も金髪にするなど、強い思いをもって撮影に臨んだ。

 「グランメゾン・パリ」は、1月~3月中旬に撮影が行われ、今冬に全国東宝系で公開される。木村と鈴木の役どころとコメント、伊與田英徳プロデューサーのコメントは、以下の通り。

■木村拓哉(尾花夏樹役)

(役どころ)
 自分の腕と舌とセンスに絶対的な自信を持ち、料理のためならどんな犠牲もいとわない、型破りなフランス料理のシェフ。

(コメント)
 キャスト・スタッフ全員が、この作品に対してすごく気持ちのこもっている現場だったので、この役として皆さんと再会できたことが嬉しかったです。5年ぶりにはなりますが、5年間各々の中で役がしっかり生きていたなという印象がものすごくありました。「グランメゾン東京」で、日本でミシュランの三つ星を手にした時も大きなゴールだと思ったんですけど、パリで三つ星というのは、尾花自身はずっと挑んできていたものの手が届かないものだったので、それに手を伸ばす、というのは非常に大きな挑戦だなと思いました。

 今回フランス語にも挑戦していて、自分の中では、尾花として羽を伸ばしきれていないなと感じる時もあったのですが、キャスト・スタッフ全員が監督のOKを求めて、お芝居というセッションをできたのは豊かな時間でした。製本された台本を読んだ時は、それこそパリで三つ星を獲るくらい「撮れるわけないだろう」という内容に感じたんですけど、それは自分自身が勝手に考えていたことで、いろんな方のサポートを得たらできるものなんだなと思いましたし、感謝しかないです。

 「グランメゾン・プロジェクト」が始動した事に対してリアクションをすごくいただけているので本当に嬉しいですし、実際にお料理を召し上がっていただくことは難しいですが、本当に匂いまでお届けしたいくらいの美味しいお料理がいっぱい出てきます。尾花をはじめとする「グランメゾン・パリ」のメンバーが、大人の本気を出して一品一品を仕上げていると思いますので、皆さんに劇場でぜひ召し上がっていただけたらなと思っています。

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