イアン・マッケラン、新「ロード・オブ・ザ・リング」でガンダルフ役の復帰に意欲「もし生きていたら」
映画.com / 2024年6月13日 16時0分
![写真](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/eigacom/eigacom_20240613015_0-small.jpg)
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」の一場面 (C)WBEI. All Rights Reserved. TM THE SAUL ZAENTZ CO.
米ワーナー・ブラザースが準備中の「ロード・オブ・ザ・リング」の新作映画に、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでガンダルフ役を演じたイアン・マッケランが意欲を示した。
「ロード・オブ・ザ・リング:ゴラムの捜索(仮題)」と題した新作は、ゴラムに焦点を当てた作品で、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで同キャラクターを演じたアンディ・サーキスが監督・主演を務めることになる。ピーター・ジャクソン監督もプロデューサーとして参加するようだ。
この新作について、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでガンダルフ役を演じた名優マッケランが、英タイムズ・オブ・ロンドンの取材に対し、興味深いコメントを残した。新作でのガンダルフ役復帰について「脚本もオファーも計画もない」と明かしつつも、「もし生きていたら」と冗談交じりに意欲を示したのだ。
ジャクソン監督は、ゴラムというキャラクターに強く魅了されてきたと語っている。「ゴラムは人間の本性の最悪な部分を反映している一方で、スメアゴルは間違いなくかなり同情的だ。私たちみんながその両方を持ちあわせているから、このキャラクターは読者にも映画の観客にも共感されると思う」と魅力を説明する。確かに、ゴラムは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの中でも特に印象的なキャラクターのひとり。彼の複雑な内面と葛藤は、多くの人々の心を捉えてきた。
新作では、これまでの映画で取り上げられなかったゴラムの旅の部分を掘り下げていく模様。原作者J・R・R・トールキンの作品を参考にしつつ、ゴラムのバックストーリーや彼が出会う人物を探求していくようだ。どのようなストーリーが展開されるのか楽しみだ。
「ロード・オブ・ザ・リング:ゴラムの捜索(仮題)」は2026年公開予定。
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