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【今夜放送】「ミッション:インポッシブル2」トム・クルーズ×巨匠ジョン・ウーこだわりの命懸けアクション満載! 見どころ紹介

映画.com / 2024年6月14日 6時0分

 そして、大注目はなんといってもバイクチェイスのシーンです! なんとなくシリーズを観てる人は、イーサンのカーチェイスやバイクチェイスは、お馴染みな気がしているかもしれませんが、実は、2作目である本作で、初めてイーサンは乗り物に乗るんですね。今回はここから新作に至るまでの彼のバイクスタントが続いていくわけです。今回のバイクチェイスではワイヤーアクションを駆使しています。ワクワクしますねー。

 イーサンはCIAの特殊部隊であるIMFに所属していて、シリーズ通して、敵と対峙すれば格闘することもありますが、本作ではプロの特殊部隊が戦う場合には恐らく使わないであろう、ライダーキックばりのジャンプキックやローリングソバット、いわゆる回し蹴りが出てくるんですね。不思議ですよね、なぜでしょう!? これはですね、本作の監督を務めるのが、あの巨匠ジョン・ウーだからなんですね!

 ジョン・ウーという監督は、「男たちの挽歌」(86)や「フェイス オフ」(97)の監督ですよ! 彼には彼の流儀があるんです。「男たちの挽歌」「フェイス オフ」がそうだったように、白い鳩が飛び、主役であるイーサンはこれらの作品の主役と同様、二丁拳銃で戦う、これが彼の“決め事”なわけなんですねー! その意味で、ジャンプキックや回し蹴りも彼が香港のアクション映画で培ったメソッドの賜物なんですね。 このように、「ミッション:インポッシブル」シリーズは監督の色がかなり反映されるシリーズと言っていいかもしれません。

 本作は、他のシリーズ作品よりも、ラブロマンス要素が強いのも特筆すべきところです! シリーズにより変わる色を楽しむのも本シリーズの楽しみ方の一つなんですね。 ちなみに本シリーズには“お約束”があるんですね。必ず起こる約束事、その1つ目は“指令”です。イーサンの元には必ず本部から指令が来て、ミッションに参加するんですね。その指令内容をイーサンがどんなカタチで知るのか、これが作品によって毎回違うわけですね。本作でも、序盤のロッククライミングの直後に指令を知るのですが、これがホントに、そんなワケないじゃん、という方法で知るんですね(笑)。ちょっと笑えるシーンでもありますので、一体どんなカタチで指令が来るのか、楽しみに確認してみてくださいね。

 2つ目は、イーサンの“変装芸”です。前作を観た方はお分かりかもしれませんが、イーサン・ハントは変装のプロです。シリーズ殆どの作品で変装シーンが出てくるわけですが、注目すべきは一体どのタイミングで、“顔をベリベリ……俺だ”をやるのか、ということなんですね。観客にそのタイミングを読まれては見せ場が台無しなので、各作品で、監督と脚本家は、このトリック、仕掛けをどこのタイミングで、どういうシチュエーションでやるのかに、頭を悩ませているはずです。あまり話すとネタバレになるので話せませんが、本作でも、そこがかなりの見せ場になっています。一体どこで出てくるのでしょう、楽しみですね!

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