1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

トッド・ヘインズ監督らを発掘した注目の映画スタジオ キラー・フィルムズって知ってる?

映画.com / 2024年6月14日 13時0分

 「彼のもとに脚本が届いたら、通常まず私が“彼はどんな反応をするだろうか”と考えながら読むんです。なぜなら私は30年も彼と仕事をしてきて、その点のレーダーを持っているから。面白かったのですぐに彼にも読んでもらったら『もうひとりの役はジュリアン(・ムーア)だ』と電話をかけてきたんです。既に脚本に入り込んでいました」

 また、本作がヘインズ監督にどう響いたのかについて、「ストーリーはもちろん、多くのことが彼を魅了していました。ひとつはナタリー・ポートマンと初めて一緒に仕事ができる機会を得ること。また、彼女とジュリアンの化学反応も。さらに、チャールズ・メルトンのような貴重な逸材を発見していくプロセスもまた彼を魅了したようです」と語っている。

 甘美な世界観と複雑に交錯する人間模様を映し出し多くの映画ファンを虜にしてきたトッド・ヘインズが、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという豪華オスカー女優を迎えて贈る最新作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』。
ふたりが繰り広げる演技合戦と心理戦のゆくえとともに、映画スタジオの歴史に想いを馳せながら鑑賞してみるのもいいかもしれない。

■「メイ・ディセンバー ゆれる真実」あらすじ
20年前、当時36歳の女性グレイシーは、23歳年下の13歳の少年ジョーと運命的な恋に落ちるが、2人の関係は大きなスキャンダルとなり、連日タブロイド紙を賑わせる。グレイシーは未成年と関係をもったことで罪に問われて服役し、獄中でジョーとの間にできた子どもを出産。出所後に晴れて2人は結婚する。それから20年以上の月日が流れ、いまだ嫌がらせを受けることがあっても、なにごともなかったかのように幸せに過ごすグレイシーとジョー。そんな2人を題材にした映画が製作されることになり、グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベスが、役作りのリサーチのために彼らの近くにやってくる。エリザベスの執拗な観察と質問により、夫婦は自らの過去とあらためて向き合うことになり、同時に役になり切ろうとするエリザベスも夫婦の深い沼へと落ちていく。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください