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石井裕也監督&脚本、池松壮亮主演で平野啓一郎「本心」映画化 “自由死”を選んだ母をAIで蘇らせるヒューマンミステリー

映画.com / 2024年6月21日 8時0分

■主演:池松壮亮/石川朔也役

遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」として働く青年。何も告げずに“自由死”を選んでいた母の本心を知るため、最新 AI を搭載した VF(ヴァーチャル・フィギュア)技術を利用して仮想空間に〈母〉を蘇らせる。

<コメント>
本心というあまりに素晴らしい原作を映画化させてくださった平野啓一郎さんに心から感謝しています。この難しい題材にありったけの力を注いでチームを導いてくれた石井裕也監督に心から感謝しています。最高峰のキャスト、最高峰のスタッフが結集し、私たちのこれまでについて、すぐそこまでやってきているこれからについて、2023 年猛暑の夏、夢中に懸命に取り組みました。


本心を巡る旅路は、人間の本質を見つめ、人間の哀しみを見つめ、欲望と、愛と、存在そのものを追求するような果てしないものでした。
自分にとって、生涯忘れられない作品となりました。沢山の観客の皆さまとこの映画を共有できることを心から願っています。

■三吉彩花/三好彩花役

朔也の母が生前親しかった友人。過去のトラウマから他人に触れられない。

<コメント>
三好彩花役を演じました、三吉彩花です。
まずこのお話を頂いた時から運命とはこういう事か、と…
そして逆に誰が三好をやるのだろうか、と…
何だか不思議な気持ちになりました。そして、今の私に必要な役でした。
撮影の裏話などをよく聞いていただきますが、こんなに心が苦しかったのは初めてで戸惑いました。
それは、三好と一緒に戸惑いました。
常に三好と背中合わせで、そこに三好が居るかのような、私にも三好が見えているような感覚でした。
皆様にもこの『本心』を感じていただきたいです。
本当に素晴らしい方々に恵まれました。この作品を観て救われる方がいらっしゃったら私はとても幸せです。

■水上恒司/岸谷役

朔也の過去を知る幼なじみ。世話焼きな性格で、何かと気にかけている。

<コメント>
本や文字というものは、良質なものほど読み手に委ねると私は考えます。
それは大変なことだと考えます。
今作、『本心』の脚本に私はその委ねる力を感じました。
正直なところ、未だに正解がわかりません。
でも石井組に参加してそれで良いのだと学ばせて頂きました。
何とも消化の悪く心地の良いクランクアップを迎え、とても嬉しかったです。

■仲野太賀/イフィー

世界的に有名なアバターデザイナー。ある出来事を機に、最初は朔也、その後三好にも興味を抱く。

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