オバマ元大統領とNetflixが契約を延長

オバマ元大統領夫妻 Photo by Scott Olson/Getty Images

　オバマ元大統領夫妻が設立した制作会社「ハイヤー・グラウンド・プロダクションズ」とNetflixの契約更新が発表された。2018年に初めて契約を結んだ両者だが、この数年で生み出された作品の数々が高く評価されたことを受け、契約延長に至った。

　「ハイヤー・グラウンド・プロダクションズ」はオバマ元大統領と元ファーストレディのミシェルが中心となり、社会的意義のある作品を手掛けることで知られている。これまでに、科学がテーマの子ども向け番組「せかいは ふしぎで できている!」や、ミシェル自身の自伝をもとにしたドキュメンタリー「マイ・ストーリー」など、話題作を次々と生み出してきた。また、「グレイト・ナショナルパーク　驚きに満ちた世界」や「みんなのアメリカ　私たちが社会をつくる」といった、自然や社会問題に焦点を当てた作品も手掛けており、幅広いテーマを扱っているのが特徴である。

　今回の契約更新を受け、ミシェルは次のように述べている。

　「Netflixとのパートナーシップを継続できることを嬉しく思います。これまでの協力を通じ、私たちが大切にしているストーリーを世界中の人々に届けることができました。今後も、視聴者の心を動かし、前向きな変化を促すような作品を作り続けていきたいと考えています」。

　一方、Netflixの広報担当者も、「オバマ夫妻の作品は視聴者に深い感動と洞察を与えてきました。今後も共に素晴らしい作品を作り続けることを楽しみにしています」とコメントしており、両者の強固な信頼関係がうかがえる。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。