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藤竜也「この映画は国境や文化を超えたのかしら」海外映画祭受賞「大いなる不在」上映に感慨 原日出子は若き日の藤の色男ぶり暴露

映画.com / 2024年6月25日 21時0分

 森山演じる卓の妻、夕希を演じた真木は「台本を読んだ時点で絶対参加したいと思った」といい、「作品にスパイスを入れるような役柄で、このようなメンバーで参加できることが幸せでした。未來君とお芝居すると居心地がよく、そして内側から出る色気が半端なく、どういう風になったらこうなるんだろうと目が離せなかった」と「モテキ」(2011)以来の共演を喜んだ。

 原が演じたのは、陽二が再婚した妻の直美役。「オファーが来て、台本を読む前に『やる』と言いました。藤さんにお会いしたくて。昔『ションベン・ライダー』(1983)という作品でご一緒して優しくしていただいて。今回は妻の役なので、やらないわけにはいかない(笑)」といい、「(『ションベン・ライダー』)当時の藤さんはすごくハンサムで。私は20代で生意気だったので『藤さんおいくつですか?』と聞いたら『君のボーイフレンドにちょうどいい歳だよ』と言われたんです。久しぶりにお会いできてうれしかった」と藤の色男ぶりを暴露。藤も「(車で)お送りしたことがありましたね。その気があったのかもしれません(笑)」と告白し、会場を沸かせた。

 そのほか、近浦監督の実家で撮影が行われたというエピソード、海外映画祭での反応などが語られた。サン・セバスチャン国際映画祭ではスタンディング・オベーションの慣例がないにもかかわらず、上映後に大きな拍手が起きたそうで、藤は「お客様の笑顔が迫ってくるようだった。これは(他の映画祭とは)ちょっと違うなと思った。送り出される時もみなさん染みるような笑顔だった。この映画は国境や文化を超えたのかしらと思いました」と手ごたえを感慨深げに語る。

 全編35ミリフィルムで撮影された本作を「ぜひ大きなスクリーンで見てほしい、良質なエンタテインメントを撮りたいと思って作った作品」と近浦監督。「サスペンスヒューマンドラマと銘打たれていますが、人間の根源に訴えかける叫びのようなものがあります」(森山)、「ミステリアスな物語で、ミステリアスな魂の揺さぶられ方をします。どうぞ楽しんでください」(藤)と見どころをアピールした。映画は7月12日全国公開。

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