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怪獣アートの巨匠・開田裕治が“最強モンスター竜巻”を描いたら? 「ツイスターズ」特別コラボビジュアル

映画.com / 2024年6月26日 12時0分

怪獣アートの巨匠・開田裕治が“最強モンスター竜巻”を描いたら? 「ツイスターズ」特別コラボビジュアル

特別コラボビジュアル (c) 2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

 「ジュラシック・ワールド」の製作陣が贈るアクション・アドベンチャー超大作「ツイスターズ」の特別コラボビジュアルが、このほど公開された。怪獣アートの巨匠・開田裕治氏が、最強モンスター巨大竜巻“ツイスターズ”を圧巻の迫力で描いている。

 世界規模の異常気象が起こる中、最強モンスターの巨大竜巻“ツイスターズ”が多数発生。ある事故をきっかけに竜巻の研究に没頭している気象学の天才、竜巻インフルエンサーらの寄せ集めチームが、唯一無二の最強チームとなり、前代未聞の“竜巻破壊計画”を遂行する。監督は「ミナリ」のリー・アイザック・チョン。デイジー・エドガー=ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモスが出演している。

 40年以上に渡り「ゴジラ」や「キングコング」、「ウルトラマン」シリーズの怪獣など世界を震撼させる“帝王級”のモンスターたちを描き、“怪獣絵師”の異名を持つ開田氏。今回手掛けたビジュアルでは、天まで伸びる超巨大竜巻、雷と炎を纏いながら工場を丸飲みする竜巻、破壊音を轟かせながら車や巨大タンクを吹き飛ばす竜巻など、どれも凄まじい破壊力を感じさせる竜巻を描いてみせた。

 開田氏は「怪獣イラストも沢山描いてきましたが、ここまで凶暴に暴れまくる怪獣は初めて描きましたね」とコメント。「本作を拝見して、日常の中に突然舞い降り圧倒的な力で全てのものを破壊する巨大竜巻こそが、現実に存在する怪獣そのものだと思いました。イラストでは巨大竜巻のスケール感と、全てを飲み込み暴走し荒れ狂う凶悪なパワーを描いています」と“怪獣絵師”ならではの視点で“ツイスターズ”のモンスターぶりを解説。

 さらに、地上も空も征服する巨竜に飲み込まれたケイト、タイラー、ハビら“寄せ集めチーム”が「巨竜よ、人類を悔るな!」と宣戦布告する姿もおさめられており、クライマックス級の臨場感が漂う。

 「荒れ狂う竜巻に翻弄されるばかりではなく、知力を武器に勇敢に立向かう人間の雄々しさと同時に、竜巻に飲まれる事も愉しんでしまうしたたかさも意識して描きました」と開田氏が語るように、力強くこぶしを握り締め、両腕を広げて竜巻と対峙するケイトの背中からは“恐怖”に勝る“強さ”がうかがえるだろう。

 “竜巻破壊計画”の要となるのが、ビジュアルの中でハビがスイッチに手をかけている竜巻破壊装置“ドロシー”だ。この装置は、童話「オズの魔法使い」の中で“竜巻”に飛ばされて、不思議な「オズの国」に行きつく少女ドロシーにちなんで名付けられたもの。1996年公開の映画「ツイスター」にも登場し、竜巻を追跡する必需品として大活躍。完全オリジナルストーリーとして新たに描かれる本作にも“ドロシーV”が登場する点には、「ツイスター」への強いリスペクトが感じられる。

 開田氏は「竜巻を離れた場所から見ているのでは無く、荒れ狂う竜巻に飲み込まれてしまった視点から描いてみました。怪獣やロボットのイラストではあり得ない情景の絵になったと思います」と本作ならではの臨場感溢れる構図について告白。劇中でもケイトたちが命がけで竜巻の中に飛び込んでいく様子が描かれている。

 「ツイスターズ」は、8月1日全国公開。

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