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「百円の恋」とシンクロ! 「YOLO 百元の恋」オリジナル作品への愛とリスペクト満載のオマージュシーンを特別公開

映画.com / 2024年6月28日 12時0分

「百円の恋」とシンクロ! 「YOLO 百元の恋」オリジナル作品への愛とリスペクト満載のオマージュシーンを特別公開

(C)New Classics Media Corporation (C)2014 東映ビデオ

 安藤サクラ主演の「百円の恋」(14)をリメイクし、世界累計興収約740億円を超える大ヒットを記録した中国映画「YOLO 百元の恋」から、オリジナル作品へのオマージュシーンが披露された。

 本作は、「こんにちは、私のお母さん」(21)で初監督・脚本・主演を務めたジャー・リンが、「百円の恋」の安藤サクラに感銘を受けたことを契機に、中国の映画会社が東映グループにリメイクをオファー。今作でもジャー・リンが監督・主演を務め、超過酷なトレーニングを敢行して役に挑んだ。

 中国では2月10日に封切られ、春節期(旧正月=2月10~18日)のNo.1ヒット作となり、中国でリメイクされた日本映画の最高興行収入記録を大幅に更新。最終興収は約35億元(約730億円)を超え、アメリカを含む世界累計興行収入は約740億円超の大ヒットを記録した。

 ジャー・リン扮する主人公ローインは、32歳の無職で、実家に引きこもる筋金入りの怠け者。実家に出戻ってきた妹との大喧嘩をきっかけに実家を出ることになり、人生初の一人暮らしに挑戦することになる。偶然出会ったボクサーのハオ・クンに一目惚れし、彼がトレーナーを務めるボクシングジムに通いはじめるが、彼はローインの前から姿を消してしまう。全てを失ってしまった彼女は、「一度は勝ってみたい」とボクシング大会への出場を決意し、超過酷なトレーニングに挑んでいく。

 本作はリメイクにあたって、オリジナル作品である「百円の恋」のスタッフによる監修のもと、独自の脚色を加えて映画化。一方で、オリジナル作品への愛とリスペクトを感じるオマージュシーンも描かれ、本作の見どころのひとつとなっている。

 まず1つめは、主人公が初めて試合に出る前に、自分で長い髪を切る決意のシーン。さらに、試合会場へと向かう緊張と興奮が入り混じる表情をとらえた場面や、激闘の熱が伝わるリング上のシーンなど、「百円の恋」とシンクロしたシーンが多数登場する。

 「YOLO 百元の恋」は、7月5日より新宿バルト9ほかで全国ロードショー。

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