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ダークすぎる小泉孝太郎にネットがざわついている……「愛に乱暴」危険な色気にゾクっとする新場面写真

映画.com / 2024年6月28日 12時0分

ダークすぎる小泉孝太郎にネットがざわついている……「愛に乱暴」危険な色気にゾクっとする新場面写真

 江口のりこが主演を務めた映画「愛に乱暴」の新場面写真が、このほど公開された。清廉なパブリックイメージを脱ぎ捨て“不倫夫役”に挑んだ小泉孝太郎をフォーカスしている。

 原作は、「悪人」「さよなら渓谷」「怒り」など多くのベストセラーが映画化された吉田修一氏の同名小説。人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた著者が、本作では愛が孕むいびつな衝動と暴走を描く。「おじいちゃん、死んじゃったって。」「さんかく窓の外側は夜」を手掛けた森ガキ侑大が監督を務めている。

 夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子(江口)は、義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うように、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、度々表示される不気味な不倫アカウント…。桃子の平穏な日常は、少しずつ乱れ始める。

 小泉が演じているのは、主人公・桃子に隠れて若い女性と不倫をしている夫・真守。これまでの“陽”や“清廉”といったパブリックイメージを払拭し、家庭生活を送りながらも心は常にどこか違う場所にある男を、かげりのあるアプローチで出色の演技を魅せている。

 公開決定時から次々とオープンになる“普段の小泉とは全く違った”ダークな場面カットの数々。ネット上では「ええ?小泉孝太郎さん?!こんなの初めて見た。ゾクッとするわ」「もうあかん……このビジュ……最強すぎる」「この孝太郎くんを見るために何度も映画館に通える」「こんな見た目でクズな小泉孝太郎…最高だろうな」など、熱いファンのコメントが溢れかえった。

 その“変身ぶり”は真守の母役で共演した風吹ジュンが「撮影でお会いした時は、役柄に入っていて誰だかわかりませんでした」と驚嘆するほどだ。

 新カットは“悪い男・小泉孝太郎”を感じさせる内容。「会社から帰宅するだけでダークな小泉孝太郎」「食卓で携帯しか見ていない小泉孝太郎」「折に触れ思いつめた表情の小泉孝太郎」などダークすぎる4点となっている。妻への冷ややかな態度、虚空を見つめ何を考えているのか分からない表情……にもかかわらず、なぜか色気がプンプンと漂っている。

 森ガキ監督は小泉のキャスティングについて「小泉さんの人当たりの良さと、本心が見えにくい雰囲気を逆手にとって、かなり面白い真守になるという確信がありました」と普段の小泉のイメージを利用したと明かしている。

 「愛に乱暴」は、8月30日から全国公開。

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