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【なぜ、いま熱い?】「寄生獣」「七夕の国」が立て続けに映像化! 岩明均作品の魅力を紐解く

映画.com / 2024年6月30日 13時0分

 原作への思い入れが強い瀧監督と山本氏のタッグだからこそ、細部にまで宿した映像へのこだわりが、すさまじいものになったことは言うまでもない。特に本作のシンボルである●(まる)と呼ばれる球体の映像化には、多大な労力と時間が費やされた。

 「漫画という二次元を映像で再現するのは難しい部分もありますが、それに近づけたい。最もこだわったのは、“窓の外”という球体ですね。そのルックから破裂したときの音まで、何度も何度もトライアンドエラーを繰り返しました」(瀧監督)。

 奇妙だが普遍的な物語、社会の問題をあぶり出すメッセージが込められているのも、岩明作品の色あせない魅力。今回、製作陣の原作に対する深い愛情と敬意が、“映像化不可能”と言われ続けた「七夕の国」の実写ドラマシリーズ化を実現させ、岩明氏の世界観が再び、熱い注目を浴びようとしている。

 「七夕の国」は、ディズニープラス「スター」で、7月4日に独占配信開始。

【「七夕の国」あらすじ】

 主人公のナン丸こと南丸洋二(細田)は、「触れることなく、あらゆる物に小さな穴を空ける」という何の役にも立たない超能力を持つ大学生。そんな彼が平穏な生活を送るなか、ある日突然、ビルや人が丸くえぐられる怪事件が多発し、日本中は恐怖に包まれていく。事件の鍵を握るのは、東北の山間にあり、時期外れの七夕祭を行う“丸神の里”丸川町。ひょんなことから、この町を訪れることとなったナン丸は、自身がこの地にルーツを持つことを教えられ、知らず知らずのうちに、代々受け継がれていた●(まる)の力の謎に巻き込まれていく。

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