1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

【鑑賞前の予習用に】“人類最大の偉業”アポロ11号の月面着陸をめぐる宇宙開発史を紐解く

映画.com / 2024年7月3日 14時0分

 そしていま、アポロ計画の魂を受け継いだアメリカ主導の国家的プロジェクト・アルテミス計画で、人類は再び月を目指す。日本は同計画の主要パートナーとして、技術的にも大きく貢献。計画通りに進めば、 2028 年に初めて日本人が月に降り立つことが決定しており、アルテミス計画の今後に期待が寄せられている。

 人類初の月面着陸という偉業から55年というメモリアルイヤーを迎える今年、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が公開。69年のNASAを舞台に、アポロ計画の成功に向けて一丸となった、発射責任者コール(テイタム)らNASA職員、月面着陸の宣伝を任されたPRのプロであるケリー(ヨハンソン)、そして政府関係者モー(ハレルソン)による人間ドラマが展開する。宇宙開発史を踏まえて本作を見れば、さまざまな発見があるかもしれない。

 あわせて、コールの姿をおさめた場面写真2点もお披露目。最初の1枚には、NASAの管制室でアポロ11号の発射を見守るコールと、彼とともに計画に尽力するヘンリー(レイ・ロマノ)の姿が切り取られている。そしてもう1枚は、アポロ1号で火災事故に見舞われたパイロット3人の慰霊碑の前で、決意を新たにするコールを活写。彼にとってその事故は、決して忘れてはらない教訓であり、毎日碑の前に咲く花に水をやり続けているのだ。

 細部に至るまで“リアル”に撮影された本作について、グレッグ・バーランティ監督は、アポロ計画時代にNASAで重要な役割を果たした技術アドバイザーたちと協力する機会に恵まれた。「NASAは私たちの脚本とストーリーを客観的に見てくれました。そして、私たちと同じように、この映画を、この大規模な偉業、つまりこの計画に携わった40万人の人々を称える機会だととらえてくれたのです」と語っている。

 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、7月19日から全国で公開。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください