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【この村、違和感ヤバッ】「七夕の国」「ガンニバル」「ミッドサマー」――猛暑を吹き飛ばす“怪村”超常ミステリー作品

映画.com / 2024年7月7日 13時0分

●3.「ヴィレッジ」

 巨大なゴミ処理施設が建設された閉鎖的な“村”を舞台に、そこに生きる人々の葛藤を通して、同調圧力、格差社会、貧困など、日本社会の歪みを描くヒューマンサスペンス。横浜流星が、かつて父親が村で起こした事件の汚名を背負うばかりではなく、母親が抱えた借金の返済に追われ、ゴミ処理施設で働く青年・片山優を演じた。

 神秘的な「薪能」の儀式が行われている霞門村。希望も選択肢もない優の閉塞した日常は、幼なじみの美咲(黒木華)が東京から戻ったことをきっかけに大きく動き始める。監督は、横浜と6度目のタッグを組んだ藤井道人。「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」などを手がけ、2022年6月に他界した河村光庸氏の最後のプロデュース作品だ。

●4.「ミッドサマー」

 長編デビュー作「ヘレディタリー 継承」が高い評価を集めたアリ・アスター監督が、自ら脚本も手がけた第2作で、いまも多くのファンを魅了し続ける“怪村ミステリー”の新たな傑作。日本では、本作をきっかけに、製作した気鋭の映画スタジオ・A24に対する注目度も一気に高まった。

 不慮の事故で家族を失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人たちと5人でスウェーデンを訪れ、奥地の村“ホルガ”で開催される「90年に一度の祝祭」に参加する。沈まない太陽、美しく咲き誇る花々、陽気に歌い踊る村人たち。楽園に思えた村に、やがて不穏な空気が漂い始め、妄想やトラウマ、不安と恐怖がダニーの心をかき乱していく。

●5.「七夕の国」

 物語の主人公は、「触れることなく、あらゆる物に小さな穴を開ける」という無益な超能力を持つ大学生・ナン丸。彼の平凡な日常を一変させたのが、民俗学の教授・丸神正美(三上博史)の失踪事件だった。丸神ゼミに所属する講師・江見(木竜麻生)に依頼され、一緒に教授を捜索することになったナン丸は、“丸神の里”こと丸川町に足を踏み入れる。住民は一様に閉鎖的だったが、ナン丸の本名が南丸だと知ると、態度を急変させ、手厚くもてなし始める。実はナン丸のルーツは、ここ丸川町にあったのだ。

 一方、丸川町で生まれ育った幸子(藤野涼子)は、長年悪夢に囚われており、ナン丸に対しては「“丸神の里”の人々を信じすぎてはいけない」と忠告。季節はずれの七夕祭り、町民だけが見る悪夢、丸神一族の掟。丸川町に隠された3つの謎が意味するものとは――? ディズニープラスで配信中。

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