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キム・ハヌル、チョン・ジフンの“お姫様抱っこ”に全幅の信頼「安心して身を任せられました」

映画.com / 2024年7月11日 13時0分

キム・ハヌル、チョン・ジフンの“お姫様抱っこ”に全幅の信頼「安心して身を任せられました」

『レッド・スワン』 ディズニープラス スターで独占配信中 (全10話/毎週水曜日2話ずつ配信) (C)2024 Disney and its related entities

 キム・ハヌル(「紳士の品格」)、RAIN(ピ)としても知られるチョン・ジフン(「フルハウス」)が共演する韓国ドラマ「レッド・スワン」の制作発表会見が、韓国・ソウルで行われ、メインキャストのふたりが出席した。本作は、財閥家の秘密と欲望を暴くスキャンダラスなサスペンス。キム・ハヌルが財閥に嫁いだ女性オ・ワンス、チョン・ジフンが彼女の警護を担当するボディガードのソ・ドユンを演じている。

 チョン・ジフンがキム・ハヌルを“お姫様抱っこ”して爆発物から逃げるシーンについて話題が及ぶと、キム・ハヌルは、「チョン・ジフンさんだったので心強かったです。抱っこするのは、重いのではないかと申し訳ない気持ちになることがあるのですが、チョン・ジフンさんは本当に力が強いので、安心して身を任せられました」と、全幅の信頼を寄せた。

 ほとんどのアクションシーンは、チョン・ジフン本人が披露しており、「(体の)ラインが生きたアクションを見せたいと思い、アクション監督と相談しながら作り上げました。細切れで撮るのではなく、ロングテイクのアクションを活用しました」と、強いこだわり。キム・ハヌルは、「自分を守ってくれるジフンさんの眼差しを見ると『私のことを、身を挺して守ってくれるなんて!』と、心がときめいていました」と、撮影中の心境を明かした。

 キム・ハヌル扮するワンスは、貧しい家庭に生まれるも、世界的なゴルファーとして活躍。さらに韓国屈指の財閥「ファイングループ」の後継者であるキム・ヨングクとの結婚で、財閥の副会長の妻、そして「ナウ財団」の理事長になるという役どころだ。

 「映画『ボディガード』を楽しんだ世代なので、物語に引き込まれました。巨大な権力が渦巻くファイングループの中心で、事件に巻き込まれたり、死の危険に晒されたりしながらも、優雅さやカリスマ性を失わないよう、踏ん張って演技をしました」(キム・ハヌル)。また、ゴルファー、親善大使といった特殊な職業も演じるため、所作や服装、ゴルフの練習などにも勤しんだ。

 一方、チョン・ジフンは、ワンスを銃撃から守ったことをきっかけに、彼女のボディガードとして、ファイン家に潜り込む元警察官のドユン役。ドユンは、元同僚の死が、ファイングループと何らかの関係があることを知り、潜入の機会をうかがっていたのだ。

 ドユンは口数の少ない役どころで、チョン・ジフンは「何か“インパクトのある一発”が必要でした。そのため、演技の先生や発声の先生と相談しながら、声のトーンを低めに定めたり、発声練習をしたりしました」と、声から役づくりのアプローチをしたと告白。本作は「典型的なロマンス」だと評し、「ハヌルさんが、僕の話に耳を傾けてくれたおかげで、スムーズに進み、ありがたかったです」と、感謝を示した。

 記者会見には、共演するソ・イスク(ファイン家の絶対権力者パク・ミラン役)、チョン・ギョウン(オ・ワンスの夫で、ファイン家の長男キム・ヨングク役)、キ・ウンセ(ヨングクの浮気相手チャン・テラ役)、そして、パク・ホンギュン監督が登壇した。

 「レッド・スワン」は、ディズニープラスで独占配信中(全10話/毎週水曜に2話ずつ配信)。

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