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「ふれる。」永瀬廉×坂東龍汰×前田拳太郎、アフレコ風景映像公開 監督も「役にびたハマり!」と太鼓判

映画.com / 2024年7月18日 4時0分

「ふれる。」永瀬廉×坂東龍汰×前田拳太郎、アフレコ風景映像公開 監督も「役にびたハマり!」と太鼓判

永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎が幼なじみを演じる (C)2024 FURERU PROJECT

 永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎がアニメーション映画初主演を飾る「ふれる。」のアフレコ風景映像(https://youtu.be/I5YJCdShc8Y)が公開された。映像では、本編シーンの一部も初披露された。

 本作は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」の青春3部作を手がけた長井龍雪(監督)、岡田麿里(脚本)、田中将賀(キャラクターデザイン)の3人によるオリジナル長編アニメーション最新作。不思議な生き物「ふれる」がもつ心を通わせるテレパシーのような力で結びつき、共同生活を送る幼なじみの青年3人の物語を描く。

 同じ島で育った幼なじみの秋と諒と優太。20歳になった3人は東京・高田馬場で共同生活を始める。BARでのバイト、不動産会社の営業、服飾デザイナーの専門学校生と生活はバラバラだが、いつも心は繋がっていた。それは島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」がテレパシーにも似た謎の力で趣味も性格も違う彼らを結び付けていたからだった。お互いに触れ合えば口にしなくてもそれぞれの言葉が流れ込んでくる。そんな「ふれる」で結びついた3人の友情は、このままいつまでも続くはずだったが、「ふれる」の隠されたもう一つの力を知ることになる。

 監督は、「ハチミツとクローバーII」で監督デビューを果たし、「とある科学の超電磁砲」「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」などを手掛けた長井監督。脚本は「さよならの朝に約束の花をかざろう」「アリスとテレスのまぼろし工場」の岡田が担当し、キャラクターデザインは「すずめの戸締まり」のキャラクターデザインや「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の作画監督を務めた田中が手掛ける。

 物語の主人公、言葉でのコミュニケーションが苦手な少年・小野田秋役の永瀬は、実写映画初主演作「うちの執事が言うことには」やドラマ「東京タワー」などで俳優として活躍し、「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」では声優に初挑戦した。

 秋が不思議な力を持つ生き物「ふれる」と出会うことで心がつながった幼なじみの祖父江諒役の坂東は、主演映画「若武者」が公開中のほか、25年正月公開予定の「君の忘れ方」にも主演が決定。元々アニメーションが大好きだという前田は、同じく幼なじみの井ノ原優太役を担う。

 さらに、鴨沢樹里役で白石晴香、浅川奈南役で石見舞菜香、脇田役で皆川猿時、島田公平役で津田健次郎が顔を揃える。主題歌は「YOASOBI」が担当し、本作のために書き下ろした初のアニメーション映画タイアップ楽曲「モノトーン」が、青年3人の友情と痛みを優しく包み込む。

 映像には、物語の主人公を演じる永瀬、坂東、前田のアフレコ風景が収められ、長井監督が「役にびたハマり! ベストバランスの3人!」と太鼓判を押した演技を本編シーンとあわせて見ることができる。アフレコしているのは、秋、諒、優太、そして「ふれる」が一つ屋根の下で暮らす何気ない日常を描いた場面。オーディションで役を勝ち取った3人が、それぞれのキャラクターを演じる姿に期待が高まる。

 本ポスターには、縁側で笑顔でくつろぐ3人と1匹の姿がとらえられ、「謎の生き物<ふれる>が繋いでくれた友情――それは永遠に続くはずだった。」というキャッチコピーが添えられている。

 「ふれる。」は、10月4日全国ロードショー。同日より、横山克・TeddyLoid作曲の劇伴を収録したオリジナルサウンドトラックが発売される(全22曲予定・税込3300円)。

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