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笑福亭鶴瓶「もうないんかなと思った」 主人公の声優務める「怪盗グルー」第4弾封切り

映画.com / 2024年7月19日 13時0分

笑福亭鶴瓶「もうないんかなと思った」 主人公の声優務める「怪盗グルー」第4弾封切り

 大人気アニメシリーズの第4弾「怪盗グルーのミニオン超変身」の初日舞台挨拶が7月18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替え版で主人公・グルーの声を担当する笑福亭鶴瓶、ゲスト声優を務めた片岡愛之助、山田杏奈が出席した。

 7年ぶりの新作で、鶴瓶はグルー役を続投し「正直、もうないんかなと思った」と安どの表情。上映前の舞台挨拶で「ネタバレになってしまうから、言えないが、ラストがものすごく感動する。泣けますよ。あっという間の1時間」とアピールしていた。

 愛之助が演じるのは、グルーの高校時代の同級生で、因縁のライバルでもあるマキシム・ル・マル。「鶴瓶さんと同級生ってどんな感じかなと思ったが(笑)、お声を聞くと、『あ~、グルーさんの声だ~』と思いました」としみじみ語った。劇中にはミュージカル・シーンもあり「歌があるなんて、聞いていなかったから、譜面が届いて真っ青になりました」と振り返った。

 山田は大悪党を夢見る中学生で、グルーに急接近する少女ポピー役で、吹き替え初挑戦。「緊張した」と明かすと、鶴瓶は「このふたりがうまいんで、こんなにうまいんかいなと思って」と愛之助と山田を絶賛していた。

 舞台挨拶には、児玉すみれ(三姉妹の末っ子・アグネス役)、松本梨香(マキシムの彼女で共犯者のヴァレンティーナ役)、三木眞一郎(ポピーの父・ペリー役)、小林ゆう(ポピーの母・パッツィ役)も出席。児玉は「もし鶴瓶さんがお父さんなら、何をしてほしい?」と問われ、「グルーさんみたいに、夜寝るときは、お話をしてほしいし、朝はかわいいパンケーキを作ってほしい」と答えていた。

 最後は、本作に初登場し活躍する、岩のように固い身体をもったメガジェリーをかたどった特製ミニオンケーキで、映画の公開を祝福。鶴瓶が「なんで、こんなもん、作ったんやろ?」とぼやくと、愛之助は「いや、お祝い(笑)」と鋭くツッコミを入れていた。

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