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池松壮亮、“母校”で未来の映画界を担う学生たちにエール!「ルールに縛られずに、新しい時代を作ってほしい」

映画.com / 2024年7月25日 21時0分

 また「自分の表現を見つけていく方法」についても質問が上がり、奥山監督は「自分も探し中」としながらも、「好きな作品や監督に出会ったら、それにまつわるものは一通り触れてみて、自分がなぜいいと思ったのかを言葉にしていく。それを繰り返していくと自分の好きなものが見えてきて、目指す方向も見えてくるのかなと思います」と好きなものを言語化していくことだとアドバイス。「いい質問ですね」としみじみと噛み締めた池松は、「僕は常に流動的でありたいと思っていますし、さまざまなスタイルを獲得していきたいと思っています。昔は自分のスタイルって何だろうと散々考えました。いろいろなものを見て、どんどん真似をして、自分の表現に対して素直になること。そうしたら結果として、必ず自分のスタイルが出てくるのかなと。どんどん取り込んで、どんどん素直に表現していけばスタイルが見つかるかなと思います」と勧めていた。

 最後まで学生から手が上がり続けたが、奥山監督は「池松さんをはじめ、すばらしい活躍をしている卒業生たちがいる。その背中を追いかけながら学べるというのは、うらやましいなと思います。そういった場所にいることを誇りに思って、引き続き(映画の道を)目指していっていただきたい」とエールを送った。池松は「奥山さんは今28歳で、そんなに皆さんと変わらない(年齢)。今でも広告会社にいながら、映画やミュージックビデオを撮っている。監督もカメラマンもやるし、これまでのルールをどんどん破って、出てきた方」と奥山監督について紹介しつつ、「良い映画を作るということを目的にすると、そこにルールは必要ないと思う。これまでのルールに縛られずに、新しい時代を作っていっていただきたいなと思います。僕も、奥山さん、そして皆さんと仕事ができる日を楽しみにしています」と後輩たちとのタッグを望み、大きな拍手を浴びていた。

 「ぼくのお日さま」は9月6~8日の3日間、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテでの先行公開ののち、9月13日から全国公開。

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