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「観ればわかる」ジョーダン・ピールが買い取りに自信 「ジョン・ウィック」製作チームによる「モンキーマン」特別映像

映画.com / 2024年7月26日 20時0分

「観ればわかる」ジョーダン・ピールが買い取りに自信 「ジョン・ウィック」製作チームによる「モンキーマン」特別映像

ジョーダン・ピール太鼓判の面白さ (C)Universal Studios. All Rights Reserved.

 「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテルが初監督、主演を務め、「ジョン・ウィック」シリーズを手掛けたスタッフと「ゲット・アウト」「NOPE ノープ」のジョーダン・ピールがプロデュースするアクション大作「モンキーマン」。自身の制作会社で本作を買い取ったジョーダン・ピールが、熱い思いを興奮気味に語る特別映像が披露された。

 パテルが構想に8年という歳月をかけて完成させた本作は、母を殺されすべてを奪われた一人の男の壮絶な復讐劇。当初は世界配信に向けて製作が進められていた。しかし、ジョーダン・ピールが「劇場で観てもらうべき作品だ」と、あまりの面白さに自身の制作会社で買い取る、という異例の決断を下し、劇場公開にこだわった。

 母を殺されたキッド(パテル)は、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、〈モンキーマン〉を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。人生のどん底で、過去のトラウマと戦い、苦しみながら生きてきた彼は、ある日自分から全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を見つける。何年も押し殺してきた怒り、母と自分の人生をめちゃくちゃにしたヤツらへの復讐を誓った彼の目的はただ一つ「ヤツらを殺す」。凄まじい衝動と熱量でヤツらを追い込んでいく姿はまさに【復讐の化神〈モンキーマン〉】。今、彼の人生をかけた壮絶な復讐劇が幕を開ける―。

 公開された映像では、ピールが「ぶっとんだ!」と、初めて本作を観た第一印象を語り、「骨太で、悲劇的ながらも映画的に美しい世界を作り出した」とパテルの監督としての手腕を絶賛。さらに作品の最大の魅力を「私怨の復讐者が正義の復讐者になるところだ」と解説。主人公のキッド(パテル)については「彼は気づくんだ。“個人的な恨み”では足りない、皆のために“殺る”」と述べ、復讐という衝動からより大きな目的のために行動していき、復讐の化神と化す〈モンキーマン〉のキャラクターについても触れた。

 加えて、本編映像から「ジョン・ウィック」を彷彿とさせるブラックスーツに身にまとった主人公キッドが復讐の化神〈モンキーマン〉と化し、怒りを爆発させながら暴れ狂うバトルシーンや、カメラを持ち撮影現場を取り仕切る監督パテルの様子も確認できる。そんな緊迫感抜群のシーン&貴重なメイキングに合わせて、「とにかく独自の雰囲気を持つアクションを作り上げた。本能的でリアルな暴力描写。ヤバすぎる!」とジョーダン・ピールの絶賛の声は止まらない。ヒートアップした彼は「この感覚は絶対に映画館で味わうべきだ! 大音響と大爆発、そして数々の……」と熱狂した様子を言葉だけではなく、ユニークなリアクションを交えながら表現。そして最後には「観ればわかる」と簡潔なたった一言で、この最高傑作への自信を力強く溢れさせている。

 映画は8月23日、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。

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