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「JO1」川西拓実、木全翔也、金城碧海&「FANTASTICS」佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が語り尽くす「逃走中 THE MOVIE」の魅力

映画.com / 2024年7月27日 8時0分

 今作で、6人をはじめとする登場人物たちをまとめ上げていったのが、メガホンをとった西浦正記監督だ。数々のヒットドラマを手がけてきたほか、映画では「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(2018)を累計興行収入92.3億円の大ヒットに導いたことは記憶に新しい。川西らは、西浦監督との仕事をどのように感じているのだろうか。

川西「すごい監督ですし、最初はちょっと怖かったんですが、見た目とギャップのある話しやすさがありました。JO1の話もたくさんしていただいて……。僕が一番印象に残っているのは、お芝居をするときにどういうところが感情や動きの引き金になっているのかなど、そういう細かいところまで指導していただいたのはすごく助かりました」

木全「とってもいい方です。アドバイスもすごく的確。最初は少し怖い人なのかなというイメージがあったんですが、ふざける時は一緒にふざけてくれる存在でした」

金城「結構陽気な方なんです。とても面白かったのが、僕がハンターの下をスライディングで滑り抜けるシーンがあったんです。その時に、僕がいた穴みたいな場所があったんですが、段取り中に『そこの穴から勇吾(金城の役名)が来るよね。そこのアナと雪の女王をして…。で、そこでアナと雪の女王が完成するんだよね』みたいなことを仰っていたのですが、誰も突っ込まないんです(笑)。え、監督ってボケたりするんやって。僕も何も言えなかったのですが、周りを見たら、皆も『はいはい』と真剣に聞いていて、真剣に聞くとこちゃうよ! みたいな(笑)。すごく場を和ませてくれました」

瀬口「僕、本当に西浦監督が大好きなんです! 意見をしっかり言ってくださるし、僕の意見もしっかり受け止めてくださる。いいものはいい、ダメなものはダメってはっきり言ってくれるので、僕がいいものを出した時の『良かった』という監督の言葉は、自分のモチベーションにもなりました」

 西浦監督との厚い信頼関係により、撮影現場が良い雰囲気になっていったことは想像に難くない。だからこそ、それぞれにとって印象に残っているシーンを聞いてみた。

川西「僕は終盤の走るシーンで、(陸上部の)円陣の『GO!GO!』ってやつを皆の顔を思い浮かべてやっていたんです。その時、僕の勘違いかもしれませんが、段取りで監督が泣いていたんですよ! その光景を見て『うっ』ってきちゃって。そのシーンは、(陸上部が)6人いるので『GO』を6回言うのですが、監督の顔も浮かんできちゃって。心から感情的になれたので、僕はあのシーンが心に残っています」

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